姿の見えない少年と盲目の少女。とびきりピュアで切ない恋物語
"見えない"エンジェルの視点を通し描かれる、詩的で幻想的な恋の行方
2018年10月13日(土)、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
なんとも不思議な世界観の作品だ。ほぼ全編を通じて『見えない』少年・エンジェルの視点で物語が進行する。
そもそも「目に見えない男の子が産まれた」「誰にも気づかずに育てている」「母親との生活は精神病院の中」などの設定から『母親の妄想が生み出した少年』という推測を観客に故意に抱かせるのだが、物語の中盤でその母親が亡くなったあとも、エンジェルの物語は進行する・・・あれ?
極力CGを頼らずに実写の特殊効果を用いたシーンの数々が、エンジェルの実在感を増していく。あれれ?
淡い恋の行方は観てのお楽しみ。官能的なシーンもある大人向きの映画ですね。
カップルに | ★★★☆☆ | ラブラブ | ★★★★☆ |
女性に | ★★★☆☆ | 爽快感 | ★★☆☆☆ |
男性に | ★★★☆☆ | スリル | ★☆☆☆☆ |
子供に | PG12 | 社会性 | ★★☆☆☆ |