エンタメ要素も満載!地球最古の恐竜展がいよいよスタート!

1. ティラノサウルスはもう飽きた?「恐竜のルーツ」をたどる展覧会
2. 最新のCG映像と空間演出で、恐竜ファンでなくても楽しめる
3. 懐中電灯で巡るナイトミュージアムと恐竜バー
※掲載内容は2010年7月10日現在のものです
1. ティラノサウルスはもう飽きた?「恐竜のルーツ」をたどる展覧会
2010年7月10日(土)六本木ヒルズ森タワー52Fの森アーツセンターギャラリーにて、『地球最古の恐竜展』がいよいよスタート。前日に行われた内覧会の模様から、これまで恐竜展に興味のなかった方にもおすすめしたい、同展の特徴と鑑賞のポイントをご紹介します。
2010年7月撮影
(三畳紀の生きものの生存競争)
2億3000万年前の「恐竜のルーツ」を知る
本展最大の特徴は、恐竜が誕生したと言われている、今から約2億3000万年前の三畳紀の生きものにスポットを当てていること。長く王者として君臨する恐竜が、ワニ類やほ乳類の祖先など古代の生物たちと、生存競争を繰り広げていた時代。今まで見たこともない生きものがアルゼンチンから日本に初上陸。
2010年7月撮影
(フレングエリサウルス)
地球最古の恐竜『フレングエリサウルス』
2億2800万年前の地層から、1986年に発見された、地球最古の恐竜のひとつ『フレングエリサウルス』。全長約6メートルの肉食恐竜で、ワニ類の祖先とは生存をかけたライバル関係にあった。『ティラノサウルス』や『トリケラトプス』などとはまた違う、恐竜のルーツが興味深い。
■最新研究の成果(骨格標本や復元モデルなど約23種80件)を日本初公開
アルゼンチンのサンファン国立大学自然科学博物館の協力により、恐竜の起源を探る最新の研究成果(化石、骨格標本、復元モデルなど約23種80件)を日本で初めてまとめて公開。近日正式発表が予定されている『新種の恐竜Y』も世界に先駆け公開されています。
2010年7月撮影
(新種の恐竜Y)
■ティラノサウルスへつながる新種の恐竜Y
『新種の恐竜Y』は、白亜紀後期のティラノサウルスへとつながる、全ての獣脚類の最古の祖先であると考えられ、最終的には鳥類の進化につながります。わずか70センチメートルの小さくて軽いこの恐竜だが、学術的な価値の大きさは計り知れない。
≫(次ページ)非常にクオリティが高い最新のCG映像と空間演出
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