シルク・ドゥ・ソレイユ『クーザ』日本公演が本日スタート!

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2. 数あるシルク作品の中でもダントツのスリルと迫力を持つ『クーザ』の演目
クーザは、ファンタジーなストーリーを軸に、アクロバティックな11の演目で人々を圧倒しつつ、クラウンたちがパフォーマンスで笑いの渦を巻き起こしていきます。

そして、クーザ最大の魅力は、数あるシルク作品の中でもダントツのスリルと迫力を誇るという驚愕の技の数々。それは本作のテーマ『原点回帰』の先にシルクがたどり着いた、前人未到の領域です。
2011年2月撮影
(写真をクリックするとわかりやすい)
驚愕の柔軟技は、芸術的な造形美を魅せる演目に
これまでにも柔軟性で魅せる『コントーション』はありますが、従来のものを完全に超逸しています。骨格の存在を疑うほど、リズミカルに複雑なポーズを披露する3人の少女が生み出す造形美は、まさにアート。舞台から近いほど、その凄さがわかります。
2011年2月撮影
(一輪車の上で演じるパ・ドゥ・トゥ)
女性を引き上げる一瞬の動きを見逃すな
サーカスの定番である伝統的な一輪車を使った演目は、より一層の高度さと、ドラマティックな物語性を帯びた『ユニサイクル・デュオ』に進化。一輪車の上で演じる、華麗なパ・ドゥ・トゥが見事。男性が走りながら一輪車上に女性を引き上げる一瞬の動きも必見(もちろん、ただ上げるだけではない)。
2011年2月撮影
(間近で見上げてたので怖すぎました)
命をかけた綱渡りを、あまりにも軽快にこなす男たち
高さ約4.5メートルと約7.6メートルに張られた2本のワイヤーを舞台に、4人の男性が行き交う綱渡り『ダブル・ハイ・ワイヤー』。誰の目にも不安定な細い一本道の上を、命綱もしないで、小走りで走ったり、戻ったり、ジャンプしたり、縄跳びしたり、あげくに自転車でも・・・。
≫(次ページ)本作のハイライト『死の車輪』はまさに命がけ
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