山中湖に水陸両用バス"KABA"が新登場

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2. 湖に突入する瞬間はまるでアトラクション
2011年5月撮影
(突入の瞬間は前方に注目)
大きな水しぶきがあがると車内は大盛り上がり
いよいよ湖に入るときがやってきました。水陸両用バスの本領を発揮し、スピードをあげて湖に一直線に突っ込みます。車両の前面で大きな水しぶきがあがった瞬間、車内は拍手喝采で「バンザーイ」と大盛り上がり。まるでアトラクションのようで、これは楽しい。
2011年5月撮影
(外から見た突入の瞬間)
水上では小さめの遊覧船といった感じ
ほどなく、車体後方でスクリュー音が聞こえ、バスはまるで最初から湖に浮かんでいたかのように、静かに前に進みます。すると、陸上ではあんなに大きく感じた車体が「とても小さく」感じるから不思議。水陸両用バスとして日本最大級のKABAの大きさをもってしても、船としては小さい部類になるようです。
2011年5月撮影
(陸上にあがってきたKABA)
再び陸上へ
KABAは富士山を眺めながら、山中湖をゆっくりと一周し、さきほどの湖畔に近づくと警笛を大きく鳴らしました。そう、クライマックスの陸上に上がる瞬間がやってきました。船底にタイヤが付いているので、そのまま陸に向かって一直線。今度は水しぶきもなく、意外とあっさり陸上走行に切り替わりました。
陸の上でも水の上でも走行可能なバスというのは、想像していた以上におもしろい体験でした。2011年7月1日(金)からの本格運行では、ミステリーツアー風の衣装を纏ったガイドがお迎えし、ナビゲーター役のKABA(声)との絶妙な掛け合いで、富士山や富士五湖の豆知識などを楽しめる演出を施すとのこと。

夏休みに入ると家族連れで混雑が予想されるため、割安なプレ運行中のいまのうちに、手軽に体験しておくのもおすすめです。

【YAMANAKAKO NO KABA】
<プレ運行>2011年4月30日(土)〜6月28日(火) 水・木は定休
1日5便(10:00発、11:30発、13:00発、14:30発、16:00発)
乗車時間約30分(陸上走行15分、湖上走行15分) 大人1,500円、小人750円
<正式運行>2011年7月1日(金)〜 木曜定休 1日7便
乗車時間約45分(陸上走行20分、湖上走行25分) 大人2,000円、小人1,000円
※天候・風・湖の水位などにより運行を中止する場合あり
http://bus.fujikyu.co.jp/kaba/yamanakako/
***関連リンク***
■YAMANAKAKO NO KABA(公式サイト)
■山中湖観光協会
■富士五湖まるごとナビ
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