第3回AKB総選挙結果と主要メンバー順位の裏側解説

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3. 神セブンがまさかの陥落、ファンの油断かカリスマ性の低下か
そしていよいよ上位10名が確定。1位から10位の開票結果は以下のとおり。
順位 メンバー名 票数 昨年 速報 票数差 順位 メンバー名 票数 昨年 速報 票数差
1位 前田敦子 139892 2位 2位 6位 小嶋陽菜 52920 7位 10位 6198
2位 大島優子 122843 1位 1位 17049 7位 高橋みなみ 52790 6位 4位 130
3位 柏木由紀 74252 8位 3位 48591 8位 板野友美 50403 4位 8位 2387
4位 篠田麻里子 60539 3位 6位 13713 9位 指原莉乃 45227 19位 7位 5176
5位 渡辺麻友 59118 5位 5位 1421 10位 松井玲奈 39692 11位 9位 5535
10位に、SKE勢最上位となる松井玲奈がランクインし、「清く、正しく、頑張ります!」と笑顔で爽やかにコメント。清楚なイメージの"れな"は、「理想の娘」という表現がピッタリ。
9位は、ブログの女王『指原莉乃』。今回の総選挙の象徴と言える、前回19位からの大躍進。「私は本当に自分に自信がありません。ダンスも歌も下手だし、顔もかわいくない。でも今は私を応援してくれるファンの皆さんが、私の誇りです」と、ヘタレの"さっしー"らしい、ネガティブコメント。
2011年6月撮影
(玲奈はお父さん達の理想の娘)
2011年6月撮影
(充分すぎるほど、かわいいですよね)
会場全体がどよめいたのは、8位で板野友美(前回4位)が呼ばれたとき。板野を含む上位7名は『神セブン』と呼ばれる鉄板だったが、女子中高生のカリスマである"ともちん"がまさかの陥落。速報8位ながら、一般層の支持率が非常に高く5位内に巻き返すと誰もが思い、おそらくファンも油断したと思われます。"ともちん"もショックが大きく、挨拶では30秒ほど沈黙し「去年より更に頑張っていきたい」と語るのが精いっぱい。イベント終了後のフォトセッションでも、終始表情は暗かった。

こうなると前回8位でまだ名前を呼ばれていない柏木由紀の順位に注目が集まります。

5位には、チームBでエースを務める渡辺麻友(前回5位)の名前があがり、再びどよめきが。"まゆゆ"は「私は(順位という)数字には左右されません。応援してくれたファンの皆さんのために、これからも頑張ります」と、今回は順位より投票数をしっかり受け止め、明るく笑顔で挨拶した。

柏木は同じチームBのキャプテンであり、お互いに仲もいいので、喜んであげられる心境だったのかも。まゆゆは非常に頭の良い子なので、他人の順位よりも、自分が目標の3位に届かなかった現実を見つめ、今後の方向性について早くも切り替えたように見えました。
2011年6月撮影
(ショックを隠せなかった板野友美)
2011年6月撮影
(気丈にふるまうまゆゆは超負けず嫌い)
そして4位で篠田麻里子(前回3位)の名前が呼ばれると、熱気とどよめきは頂点に。"麻里子さま"は「こんなにたくさんの人に応援してもらって幸せです」と、こちらも悔しさはあると思いますが感情は内に秘め感謝を述べた。卒業も噂されるなか、4位という順位を、秋元Pがどう判断するかは気になるところ。

神セブンの牙城を崩すだけでなく、見事TOP3入りを果たした柏木由紀(前回8位、前々回9位)。握手会などの対応、仕事への意識の高さなどの頑張りが反映した結果ながら、あくまで謙虚な"ゆきりん"は「自分が3位なんて恐れ多い。まだまだ認められたとは思ってないので、皆さんのために頑張ります。」と力強く喜びと決意を語った。

ただし、前々回の9位はファンにもメンバーにもかなり予想外の結果であり、ここ3年ほどの人気度では柏木を含む上位8名は不動なので、この中で順位が変動する分には、多くのマスコミが煽るほどのサプライズではありません。
2011年6月撮影
(大人の対応ながら、表情は暗かった)
2011年6月撮影
(嬉し涙を流す柏木由紀)

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