全文紹介!前田敦子がAKBからの卒業を発表

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2. もしや・・・会場中が息をのむ中、あっちゃんは言葉を絞り出した
2012年3月提供
(C)AKS
私、前田敦子は、AKB48を卒業します
「私、前田敦子は、AKB48を卒業します・・・。私は昔から感情の起伏がすごく激しくて、メンバーにもたくさん迷惑をかけてしまいました。そして、ファンの皆さんにもたくさん心配をかけてしまったと思います。それでも私なりに頑張ってきた6年半でした。
たくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩き出さなければいけない
コンサートの1日目のときに東京ドームの発表があって、14歳のころからみんなで一緒に夢を見てきた、その夢がかなったと、とても感動しました。そして、20歳の夢に向かって歩き出さなければといけないと、改めて思うことができました。

正直、不安でいっぱいです。どうなるかわかりません。ここにこうしてたくさんいる後輩のためにも私が卒業して、歩き出さなければいけないと、そう思いました。いまは、まだ詳しいことは決まっていません。いますぐやめてしまうわけではありません。決まり次第、皆さんの前でご報告したいと思います。」と、顔をくしゃくしゃに涙をすすりながら、しかしハッキリとした口調でこう話した。
2012年3月提供
(大島優子も苦しげな表情で聞き入る)
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本当はやめて欲しくありません
高橋みなみは「私もとても驚いています。メンバーも知りませんでした。私は隣りでずっと、たくさんの涙と笑顔を見てきました。去年、食事に行ったとき、私に打ち明けてくれました。たくさん考えたうえでの決断です。AKB48にいることがゴールではありません。本当はやめて欲しくありませんが、私たちに止める権利はありません。だから温かく背中を押してあげてください。よろしくお願いします」とファンに呼びかけ、前田と強く強く抱き合った。
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メンバーが次々とあっちゃんに駆け寄り抱きしめる
その後、最終楽曲『会いたかった』をAKBグループ全員で熱唱。イントロが流れると前田の周りに主要メンバーが号泣しながら次々と集まり、抱きしめあう。Wエースとして苦難をわかちあった大島優子、結成時からの板野友美、篠田麻里子、次世代エース渡辺麻友、柏木由紀、涙もろい河西智美など。
2012年3月提供
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最後は笑顔もみえた、あっちゃん&たかみな
歌い終えたあとは、前田と高橋が手をつなぎアリーナ最前方まで走り寄り、ファンに手を振って挨拶。最後にステージ上最上段で、前田は改めてファンにお礼を伝えた。ファンは大きな拍手とあっちゃんコールで応えつつも、泣いて卒業を惜しむ女性ファンの姿も数多くみられた。
総合プロデューサーの秋元康氏は「前田が決めた道なので応援します。14歳からセンターの重圧に耐えて来たわけですから、今は『よく頑張った。お疲れ様』と言ってあげたいです。これから先のことは何も決まっていないので、前田と相談します。「知っていたか?の質問で言えば、相談は受けていましたが、自分で決めなさいと言いました。もし、発表するなら最終日の『誰かのために』の後のMCしかないと思っていました」とコメントを発表。

また、所属事務所の太田プロダクションも「「突然の発表でしたので、今後に関しては、今現在、何も決まっておりません。事務所も本日聞きました。突然のことでハッキリしたコメントは出来ませんが、本人ともよく話し合い、彼女の夢に向けて応援していきたいと思います」とコメントを発表した。

前田、秋元氏、事務所のコメントどおり、予定はこれからの調整だろう。気になるのは、卒業のタイミングと、選抜総選挙への参加。夏に予定される東京ドーム公演最終日が有力だが、今後の発表にも注目だ。
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