衝撃の《裸のモナ・リザ》日本初公開〜ダ・ヴィンチ展

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2. もうひとつの《モナ・リザ》と衝撃の《裸のモナ・リザ》
2012年3月30日撮影
《アイルワースのモナ・リザ》
もうひとつの《モナ・リザ》との説がある話題の作品
美術史上、最高傑作と讃えられるダ・ヴィンチの《モナ・リザ》(ルーブル美術館蔵)。

この作品には制作年代や絵のモデル、注文主など、未だ謎が多いらしい。多くの議論の中「もうひとつの《モナ・リザ》ではないか」という説がある、話題の作品《アイルワースのモナ・リザ》【No40】を日本初公開。

この《モナ・リザ》は大規模な展覧会では世界で初めての公開であり、専門家の目に触れることすら初めてという貴重なもの。
《アイルワースのモナ・リザ》 16世紀 (レオナルドによる1503年の未完成作説あり) 個人蔵
2012年3月30日撮影
《裸のモナ・リザ》
実在する?ダ・ヴィンチ本人による《裸のモナ・リザ》
「レオナルド派」をはじめ複数の画家たちが描いた《裸のモナ・リザ》と呼ばれる作品が、世界に十数点現存しており、未だ発見されていないダ・ヴィンチ本人による《裸のモナ・リザ》の存在が推測されています。

本展では、ダ・ヴィンチの愛弟子ジャン・ジャコモ・カプロッティ(通称サライ)が、師の構図に基づいて制作したとされる作品《裸のモナ・リザ》【No55】をはじめ、油彩4点を展示。その全てが日本初公開です。
レオナルド・ダ・ヴィンチ構想/サライ(帰属) 《裸のモナ・リザ》 16世紀 レオナルド・ダ・ヴィンチ理想博物館寄託 
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