世界最大級ジオラマの鉄道模型博物館が横浜に開業

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2. 世界最大級ジオラマは想像を遥かに超えていた!
2012年6月20日撮影
(じっくり見入ってしまう)
世界最大級の圧倒的大きさと迫力、精巧さ
そして、いよいよ注目の『いちばんテツモパーク』へ。で・で・でかい!約30m×約10m、面積310平方m、一周約70m、路線6本、路線総延長約450m。昼の風景から、夕暮れ、深夜と刻々とライティングも変化する。
鉄道模型の老舗『天賞堂』が50人がかりで半年かけて制作
一般公開されている一番ゲージ(レール幅45mm、縮尺約32分の1)の室内ジオラマとして世界最大級というスペックもさることながら、各国の列車を違和感なく楽しめるヨーロッパ風の情景を細部まで造りこんだのが見事。「見えない所にこだわる」という原氏のモットーに基づき、鉄道模型の老舗『天賞堂』が50人がかりで半年かけて制作したという。
2012年6月20日撮影
(ヨーロッパ風の情景をイメージ)
2012年6月20日撮影
(日没後のシーンも魅力的)
何度来ても新たな発見がある
パリのリヨン駅がモデルという主管駅を中心に、中間駅、機関庫、鉄橋、トンネル、街並、道路、海岸を細部まで徹底的に造りこみ、、ロープウェイや自転車までもが動いているのが凄い。各所では人々が表情、姿勢、持ち物により数々の小ドラマを展開しており、まるでディズニー・パークのように、何度来ても新たな発見があるだろう。
2012年6月提供
(接写をすると、まるで本物だ)
※写真提供:原鉄道模型博物館
2012年6月20日撮影
(作りこみ方が半端じゃない)
そして究極のジオラマを走行するのは、究極の模型車両。架線から電気をとり、鉄のレールを鉄の車輪で走行し、信号現示も変わります。耳を澄ませば、そのリアルすぎる「走行音」にビックリ。ギア、板バネ、ベアリング、揺れ枕、ブレーキなど、本物と同じ技術を搭載した模型ならではです。
2012年6月20日撮影
(原模型の一つ『AEG E7123重連』)
「原模型走行」のアナウンスが流れる
特に30分に1回の『原模型走行』のアナウンスが流れたらジオラマへ。線路と同じ高さで耳を澄まし、本物そっくりの走行音とオーラを堪能しよう。なお、壁沿いには、原模型の真髄と言える高度な模型技術をわかりやすく解説したパネルがあるので、ジオラマをより楽しむために、ぜひ読んでみよう。
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