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ベラスケスの傑作が集結『プラド美術館展』本日開幕
王太子バルタサール・カルロス騎馬像
《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》
巨匠ベラスケスの傑作7点が一挙に揃う『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』が本日2月24日(土)開幕した。展示構成とみどころをご紹介します。
1. 国内過去最多、巨匠ベラスケスの傑作7点!
※掲載内容は2018年2月24日現在のものです
1. 国内過去最多、巨匠ベラスケスの傑作7点!
東京・上野の『国立西洋美術館』にて、2018年2月24日(土)『プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光』が開幕しました。

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ゆとりある展示風景
西洋絵画史の最重要画家の一人である巨匠ベラスケスやティツィアーノ、ルーベンス、リベーラ、ムリーリョなど、プラド美術館から厳選された約70点を紹介する本展。
注目は、国内では過去最多となる、ベラスケスの傑作7点が一挙に公開されること。開幕に先立ち、22日(金)に行われた報道内覧会を取材しました。
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公式プレゼンターの及川光博さん
報道内覧会には、本展の公式プレゼンターを務める及川光博さんが登場。及川さんによる『音声ガイド』は会場で550円にて貸出。作品のみどころやストーリー、時代背景、エピソードなどを、わかりやすく紐解く内容でした。
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本展のハイライトは4章[宮廷]
『プラド美術館』の大規模展は7年ぶり、通算5回目。これまでの来場者数は合計180万人超にのぼり、今回はプラド美術館の核であるベラスケスと17世紀絵画のコレクションを網羅的に紹介する内容となっています。
巨匠ベラスケスの作品は約120点と多くなく、プラド美術館では半数近くを所蔵していますが、国民的画家としての重要性から、まとまった数で貸し出される機会は極めて限られています。
プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光
手前が《マルス》
そんな中、今回展示される7点は《王太子バルタサール・カルロス騎馬像》や《狩猟服姿のフェリペ4世》《マルス》《東方三博士の礼拝》など、いずれも大作ばかり。
会場は、芸術、知識、神話、宮廷、風景、静物、宗教、芸術理論という8つのテーマで構成。スペイン美術の黄金期を、国内で鑑賞できる貴重な機会なのは間違いない。
【プラド美術館展 ベラスケスと絵画の栄光】
◇公式ホームページ:http://prado2018.yomiuri.co.jp
◇会期:2018年2月24日(土)~5月27日(日)
◇開館時間:9:30~17:30
※金曜日・土曜日は20:00まで
※入館は閉館の30分前まで
◇休館日:月曜日
※ただし3月20日(月)と4月30日(月)は開館
◇会場:国立西洋美術館[東京・上野公園]
◇観覧料:一般1,600円/大学生1,200円/高校生800円
※中学生以下無料

***関連リンク***
■国立西洋美術館(公式ホームページ)
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