いよいよメインの展示エリアへ。メイン展示エリアは『A：CDジャケット』『B：ミュージックビデオ』『C：衣装』の3つのゾーンで構成されている。

ここでは、グループを象徴する『ロゴマーク』のコンペ集からはじまり、アイデアブックやロケハン資料、写真の色見本、アザーカットなどなど『CDジャケット』が完成するまでのアートワークを惜しみなく公開。

一部スタッフ以外は目にすることがなかった貴重な資料ばかりで、このゾーンだけでも相当なボリュームだ。乃木坂46に興味がなくても、ジャケットが完成するまでの過程は楽しめるはず。

最大のインパクトは、2013年発売シングル『ガールズルール』用に撮影された白石麻衣の完全未公開アザーカット：超巨大サイズ版。まいやんファンは涙ものだ。

セルフタイマーならではの、自然な表情のメンバーの笑顔が印象的なパネルが壁全面に。モニターに流れるスライドを含め未公開のアザーカットばかりなので、ディープなファンほど公開版との微妙な違いを発見する楽しみがありそうだ。

MV撮影時に使用された絵コンテや小道具などを特別に展示。

『演出プラン／台本』の展示説明で「ドラマパートの台本は思わず読み込んでみたくなる」と書かれていましたが、まさにその通り。設定資料や絵コンテ、キャラクター設定、小道具など、このゾーンもボリューム満点。

卒業する西野七瀬さんのターニングポイントとなった初センター曲『気づいたら片想い』のMVラストを飾るメンバーの集合写真（ジーンときたなぁ）の元データが、今回の展示用調査で発見され展示されていました。みんなどれも本当にいい表情で、必見です。