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東京国際映画祭のワールドプレミアに『のん』が登壇
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
フォトセッションで笑顔をみせる登壇者たち
第32回東京国際映画祭特別招待部門にて、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(12/20公開)の【特別先行版】ワールドプレミア上映を実施。舞台挨拶として女優の『のん』らが登壇しました。
1. 12/20~公開の映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』初上映
※掲載内容は2019年11月5日現在のものです
1. 12/20~公開の映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』初上映
2019年11月4日(月・祝)第32回東京国際映画祭特別招待部門にて、映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(12月20日全国公開)の【特別先行版】のワールドプレミア上映を実施。のん、岩井七世、片渕監督、主題歌と劇中楽曲を担当するコトリンゴの4名が登壇した舞台挨拶を取材しました。
映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
©2019こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会
第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずの深い感情を、新たなエピソードを盛り込むことで描き出す新作劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
国内外で70以上の賞を受賞したアニメーション映画『この世界の片隅に』に、250カットを超える新たなエピソードを追加した新作。前作から引き続き、のんが『すず』役を、岩井は『白木りん』役を演じました。
のん
3年ぶりの凱旋を喜ぶ片渕監督
2016年の同映画祭で『この世界の片隅に』が上映されたことについて、片渕監督は「3年ぶりに帰ってきた気分」と凱旋を喜びました。
そして「長い映画ですが、実はまだ途中です。」と客席に語りかけ、「あと数分長くなります。もっと長いすずさんの人生をこの映画を通して感じていただければ」と劇場公開時のさらなるシーンの追加を予告し、驚きと共にファンを喜ばせた。
のん
締めの挨拶をする『のん』
のんは「期間を置いてから同じ役に挑むのは初めての経験。緊張したけれど、役柄や新しいシーンの解釈を考えていくうちに、すずさんの皮膚感が蘇ってきました」と手応えをアピール。
そして「自分自身も気づけることもあって、再び役に挑むことができました」と収録を振りり、12月の公開に向け「新たな気持ちで観ることのできる映画になりました。沢山の人におすすめしてほしいです」と期待を込めワールドプレミアの舞台挨拶を締めくくった。
©2019こうの史代・双葉社 / 「この世界の片隅に」製作委員会

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
第32回東京国際映画祭特別招待部門正式出品作品
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
210 万人の胸を震わせたあの場面が、まったく異なる印象で迫ってくる。

◇公式ホームページ:https://ikutsumono-katasumini.jp/
◇原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)
◇監督・脚本:片渕須直
◇声の出演:のん、細谷佳正、稲葉菜月、尾身美詞、小野大輔、潘めぐみ、岩井七世、牛山茂、新谷真弓/花澤香菜/ 澁谷天外(特別出演)
◇製作統括:GENCO
◇アニメーション制作:MAPPA
◇配給:東京テアトル 
◇公開情報:2019年12月20日(金)テアトル新宿・ユーロスペース他全国公開
***関連リンク***
■映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』(公式ホームページ)
■第32回東京国際映画祭(公式ホームページ)
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