<INTRODUCTION> |
トニー・レオン×チャン・ツィイー。激動の時代に生きた実在のグランド・マスターたちの愛と宿命の物語。 |
裏切りの弟子、愛を捨てた宗師<グランド・マスター>の娘、特務機関のスパイ、運命に泣く最強の男。すべての流派の頂点に立つ、"真のグランド・マスター"となるのは誰か──? |
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<STORY> |
世界を呑みこむ戦争の足音が、刻一刻と迫る1930年代の中国。北の八卦掌(はっけしょう)の宗師(グランド・マスター)である宮宝森(ゴン・バオセン)は引退を決意し、その地位と生涯をかけた南北統一の使命を譲る後継者を探していた。候補は一番弟子の馬三(マーサン)と、南の詠春拳(えいしゅんけん)の宗師・葉問(イップ・マン)(トニー・レオン)。バオセンの娘で、奥義六十四手をただ一人受け継ぐ宮若梅(ゴン・ルオメイ)(チャン・ツィイー)も、女としての幸せを願う父の反対を押し切り名乗りを上げる。だが、野望に目の眩んだ馬三が宝森を殺害。ルオメイは葉問への想いも、父の望みも捨て、仇討ちを誓う。後継者争いと復讐劇が絡み合う、壮絶な闘いの幕が切って落とされた。八極拳(はっきょくけん)を極め、一線天(カミソリ)(チャン・チェン)と呼ばれる謎の男も、不穏な動きを見せている。動乱の時代を生き抜き、次の世代へと技と心を受け継ぐ真のグランド・マスターとなるのは誰なのか─? |
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映画公開情報 |
2013年5月31日(金)よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー |
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東京デートナビWEBマスターによる"本音でレビュー" |
ヒーロー的カンフー映画でなく、武術家として生きるための<技>と<心>をウォン・カーウァイ監督ならではのスタイリッシュな映像美で描いた、中国武術の黄金時代の物語。
数年間に及ぶハードなトレーニングで、宗氏に相応しい魂、倫理観を身につけたトップスターたちが発するオーラと、過酷なロケ、計算された演出で言葉を失うほどに美しく描かれた<闘い>のシーンは、ぜひ劇場の大画面で見てほしい。特にブルース・リーのただ一人の師として知られる葉問(イップマン)を、トニー・レオンが実は後継者なのではと思わせるほどのリアリティで、女性も男性も多くの人が心を奪われるだろう。
なお、抗日や日本軍の表現は本作の時代背景として過度的でなく、映画として素直に楽しめる内容だ。必見。 |
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カップルに |
★★★★☆ |
ラブラブ |
★★★☆☆ |
女性に |
★★★★☆ |
爽快度 |
★★★☆☆ |
男性に |
★★★★★ |
スリル度 |
★★★☆☆ |
子供に |
★☆☆☆☆ |
社会性 |
★★★★☆ |
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オフィシャルWEBサイト |
grandmaster.gaga.ne.jp |
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(掲載内容は2013年5月17日現在のものです) |
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