AKB48総選挙現地レポ&順位の裏側

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3. 1位の指原、歴代最多の19万4,049票を獲得
そして最も気になるセンター(1位)争いでは、AKBの実質エース渡辺麻友(前年1位)、総選挙強者の指原莉乃(前年2位)、柏木由紀(前年3位)の三つ巴となった今回。
2015年6月撮影
(上位16位までの選抜メンバー/宮脇咲良は年齢制限で不在)
初の二連覇を狙った渡辺麻友は、16万5,789票で3位となったが票数は前年超えで、発表時も笑顔でスピーチ。途中で司会の徳光和夫に遮られる、まさかの展開にも「時間がないということですね、はい。たくさんの投票ありがとうございました!」と余裕の対応。前髪をアップにするなど、大人まゆゆを印象づけた。

2位は柏木由紀。まゆゆを僅差(1,394票)で上回った理由は、彼女が初めて「1位を獲りたい」と宣言したこと。元祖・握手会女王は、熱いファンに支持されています。
2015年6月撮影
(質問に笑顔で答える指原莉乃)
そして第1位は、歴代最多の19万4,049票を獲得した指原。メンバー1のメディア露出度+「1位になったら(貧乳)水着でコンサート」宣言など本気。対抗して麻友が「水着で握手会」などを宣言したら逆転もあったかも・・・ですが、イロモノ競争になったらアイドルとして終わりなので、指原の戦略勝ちですね。
2015年6月撮影
(総選挙1・2・3位)
イベント終了後の囲み取材では、指原、柏木、麻友の3名がノリノリ。指原はインタビューで選抜楽曲について「恋するフォーチュンクッキー2」「MV撮影は大分の実家からすぐ」と希望を述べていました。
さて、総選挙のもう一つの側面である、グループ別の状況を振り返りましょう。
    合計票数 前年比 ランクイン
AKB48 東京 約99万票 +1.6% 23人(▲8人)
SKE48 名古屋 約68万票 +24.5% 26人(+4人)
NMB48 大阪 約36万票 +32.8% 14人(+2人)
HKT48 福岡 約55万票 +42.9% 15人(+3人)
結果的に、最も勢いがあったのは予想どおりHKT。主力メンバーが多数抜けながら増やしたSKEは大健闘、NMBは速報結果には涙した山本彩も現状では十分な結果。AKB本店の一人負けだったことが明白ですね。

最後に、初めて神7(かみセブン)入りした宮脇咲良(HKT48/AKB48)の決意をご紹介。
2015年6月AKS提供
(スピーチをする7位の宮脇咲良)
「たくさんの投票、本当にありがとうございます。私は先輩たちが切り開いてくれた道ではなくて、自分たちで切り開いた道を歩きたい。来年はあの1位の席に座り、誰もみたことのない新しいAKBを作りたい。駆け出しの私がこんなことを言うのは生意気で本当に失礼だと思いますが、私は(新しいものを創るために現在の)AKBを壊したいです。」
卒業が予想される人気メンなど、将来に向けた不安要素も多いAKB48グループ。咲良の言うように、相当思い切った改革が必要なのかもしれない。

【AKB48 41stシングル選抜総選挙〜順位予測不可能、大荒れの一夜〜】
◇公式ホームページ:http://sousenkyo.akb48.co.jp/
(c)AKS
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