1. 2つの流星のかけらが運命に導かれるファンタジック・ラブストーリー
東京・有楽町の『コニカミノルタプラネタリア TOKYO(以下、プラネタリア TOKYO)』の新作『流星たちの物語』プレス発表会が2020年1月30日(木)に開催され、本作でメインキャストの声を担当した高杉真宙と奈緒が登場しました。
プラネタリア TOKYO『DOME1』鑑賞イメージ
『流星たちの物語』は、有楽町マリオン9階に2018年12月にオープンし話題となった『プラネタリア TOKYO』が1周年を機に制作された大型新作。
『プラネタリア TOKYO』は、『多目的デジタルドームシアター(DOME1)』と『プラネタリウムドームシアター(DOME2)』、体験型VRアトラクションやカフェ、ショップを兼ね備えた、ドームシアターコンプレックスです。
『DOME1』では、館内の『cafe Planetaria』で購入したメニューは持込可能なので、惑星をイメージしたカクテル/ノンアルコールカクテルなどを片手に、鑑賞するができます。
『流星たちの物語』
『流星たちの物語』は、人気俳優の高杉真宙さん、奈緒さんがメインキャスト『流星のかけら』の声をそれぞれ担当。
さらに挿入歌・エンディング曲は中島美嘉さんが担当、『アカデミー賞』受賞作の脚本家など、多彩なクリエイターが集結した作品です。
私も試写で拝見しましたが、離れ離れになってしまった2つの流星の“かけら”たちが運命に導かれ、長い年月の後に地球・深海で再会するファンタジック・ラブストーリー。
CGアニメーションで描かれる壮大な宇宙空間や深海、そして海の生物たち。迫力あるドーム映像と感動的な音楽につつまれるプラネタリウム作品。
東京・スカイツリータウン内の『プラネタリウム“天空”』と、東京・有楽町の『プラネタリア TOKYO』で上映されます。今回は初めての試みとして、お互いの配役を入れ替えた2つのバージョンをそれぞれで上映。同じシナリオでも全く異なる印象を受けるため、どちらも観たくなる画期的な試みです。
●スカイツリータウン内『プラネタリウム“天空”』
●有楽町マリオン内『プラネタリア TOKYO』(Another ver.)
星空の思い出などを語る高杉真宙と奈緒
プラネタリウム作品に初出演となった高杉は、最初のオファーで「石(の役)です」と言われ「『ついに石かぁ』と思ってビックリした」というエピソードを笑いながら披露。
一方で奈緒は「『光栄だな』と。なかなか『流れ星』やりましたって言えないので、すごく光栄だなと思って」と、石を擬人化した役柄に惹かれたことを語りました。
ふたりとも今回のキャスト役と完成した作品をみてプラネタリウムの印象が変わったそうで、高杉は「大人が疲れた心を癒したい時に、プラネタリウムはベストだなと思います」と実感を交えながら語っていました。
『東京の天の川を忘れない』
発表会終了後は、『流星たちの物語』に加え、同じく1月31日(金)より上映が開始されたプラネタリウム作品『東京の天の川を忘れない』の、マスコミおよび関係者向け試写会を実施。
『東京の天の川を忘れない』は、宮沢賢治、中原中也、竹久夢二が描いた星空が楽しめ、ナレーションは又吉直樹さん、挿入歌には『丸ノ内サディスティック(EXPO
Ver.)/椎名林檎』を使用。感受性豊かな文化人たちが見た天の川の物語を辿る、ノスタルジックな作品。写真を絵画のように再構成し、架空の世界を表現したローフォレストが映し出す、見たことがない東京の情景も必見です。
『プラネタリウム“天空”』と、東京・有楽町の『プラネタリア TOKYO』で、配役が入れ替わる『流星たちの物語』。どちらもおすすめなので、カップルで2つのバージョンを見比べ、お互いの感想で盛り上がりましょう。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)