いつ訪れても毎日満開の花々が楽しめる1,500平方メートルの温室『HANA・BIYORI館』をはじめ、季節ごとの花17,000本が植えられた『四季の庭』『セコイアの庭』、貴重な文化財が並ぶ日本庭園など、のんびりと散策しながら様々な植物を見て癒されるとともに、SNS映えするフォトスポットも満載のインスタスポットです。

明るい日差しが差し込むガラス天井に吊るされたフラワーシャンデリアは、メインとなるベゴニアをはじめ、フクシア、ペチュニア、ゼラニウム、サクソルム、インパチェンス、カンパニュラなどが年間を通じて室内を彩ります。

壁面を彩る長さ20m、高さ2mを超す壁面花壇や、床面を彩る花々も加わり360度を花に囲まれ、館内中央では、樹齢推定400年を超える大樹『パラボラッチョ』を観ることができます。

そして館内の一角には、可愛いしぐさが人気の『コツメカワウソ』の展示スペースが。水が流れるせせらぎで遊ぶ姿は、あまりにも可愛くてずっと見ていられます。えさやりタイム（1回300円）は1日3回、パフォーマンス（無料）は平日1回、土日祝2回となっています。
※えさやり体験はコロナウイルス感染拡大防止のため、現在実施しておりません。

太陽の光がさんさんと差し込み、アクアリウムとフラワーシャンデリアに囲まれた非日常空間には、植物園内に国内では初となる『スターバックス』が出店。店舗デザインコンセプトは『New life style with coffee』。日本で初めて、STARBUCKSのサイネージを本物の植栽で表現したカフェで至福のデートを楽しみましょう。

常設の植物園として日本初となるプロジェクションマッピングショー。明かりが差し込むガラスの温室が暗転し、音や参加型の仕掛けも加えられたイマーシブな空間に変身。約7分間の演出のラストには、リアルタイムで観客の感情を分析し2つのエンディングが切り替わる『マルチエンディング』が採用されているので、何度訪れても楽しめます。

なお、新型コロナウイルス感染拡大予防対策として、ショー観覧時に十分な間隔を確保するため、床の白いシール位置にグループ毎に立つ形で開催。既定人数を超える場合は観覧制限を行うため、次回ショー観覧を希望の方は館外に並ぶ必要がありますので、当日現地でスタッフさんに尋ねましょう。

そのほか園内には、国の重要文化財に指定されている『妙見菩薩像』『聖観世音菩薩像』が安置されているほか、京都御所からの移築とされる『聖門』や、17世紀に創建された多宝塔など貴重な文化財が並ぶ日本庭園もあり、風情ある"映え写真"を撮る楽しみも外せません。

さて、気になる新型コロナウイルス感染被害拡大防止対策ですが、入園ゲートでの検温（非接触型でのチェック）や手洗い消毒の徹底、係員のマスク着用やこまめな消毒作業など、様々な対策が徹底されており、安心して楽しめました。

私たち訪れる側も、少しでも体調が悪ければ外に出ない、他人と距離が近い場合はマスクの着用、咳マナーの遵守など、一人一人が感染拡大リスクを避けつつ、多少のおでかけも楽しみましょう。

（取材・文・撮影／落合 宏樹、一部写真はよみうりランド提供）

【『HANA・BIYORI』】
◇公式ホームページ：https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/
◇開業日：2020年3月23日（月）
◇営業時間：9：30-17：00
※3/27-4/5は20：00まで
◇休園日：あり（公式サイトをご覧ください）
◇入園料：大人（中学生以上）1,200円、小人（3歳～小学生）600円
◇アクセス：
・京王よみうりランド駅より徒歩約10分
・京王よみうりランド駅より無料シャトルバスあり（15分間隔）

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■遊園地よみうりランド（公式ホームページ）

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