――『努力』に関して、お友達などに驚かれたエピソードは?
【原愛梨】記憶にないんですが、父に聞いた話だと、幼い時も夜中の2時とかまでずっと書いてたと。そういう話をすると、友達とかに「そんなのありえない」とか言われますね。
――小学生時代とかはどうでしたか?
【原愛梨】夏休みは「書道のための夏休み」だと思ってたので、頭の中は完全に書道でした。夏休みに限らず学校の中以外で友達と遊んだ記憶がなくて。終わったら走って家に帰り、すぐに書く。夏休みは毎日特訓で、朝5時から夕方までラジオ体操と昼ごはん以外ぶっ続けで書き、家に帰ってからも…という感じでした。
――まさに『努力』の積み重ねですね
【原愛梨】夏休み=書がうまくなれる時間でした。毎日毎日やってても足りなかったです。
――ストイックな『努力』の積み重ねと持ち前の『目測力』。"文字で絵を書く書道アーティスト"の秘密に近づいた気がします。