1. コロナ対策にもホテル滞在は有効、収束後は観光やデートにも活用したい
東急リゾーツ&ステイ株式会社が都内18店舗・地方10店舗で展開する滞在型ホテル『東急ステイ』。最大の特徴は『客室内設置の洗濯乾燥機』です。
12月中旬から開始された<『アタック ZERO』洗剤の導入>と<『柔軟剤バー』設置>のトライアル運用が気になっていたこともあり、朝夕ラッシュの通勤電車を避けるコロナ感染拡大防止対策も兼ねて『東急ステイ
青山プレミア』に泊まってみました。
『東急ステイ 青山プレミア』外観
『東急ステイ 青山プレミア』は、東京メトロ銀座線『外苑前』駅から徒歩2分、『表参道』駅からも徒歩8分という好立地の高層階プレミアホテルです。
ホテルフロントは13Fで、エレベーターにカードキーをかざさないと客室フロアに行けないのでセキュリティも万全。
全ての客室内に洗濯乾燥機や電子レンジ、加湿空気清浄機、冷蔵庫、ズボンプレッサーを備えていて、長期滞在だけでなく1泊だけの利用でも快適です。
ドラム式の『洗濯乾燥機』が客室に
客室に入ってみると…ありました、ドラム式の『洗濯乾燥機』が!家庭用の標準サイズですが、シティホテルの客室内にあるとインパクトを感じます。
海外のコンドミニアム滞在時も含め、客室のなかに洗濯乾燥機があるのは初めてなので、さっそく回してみましょう。
電源を入れてスタートを押すだけですが、簡単な使い方説明が備えられていて、洗濯乾燥機の操作に慣れていなくても全く問題なし。
(入れるのは洗濯機・乾燥機OKの衣類だけですよ…念のため)
実際に使ってみると、客室内にあるメリットを存分に実感。他の人が使用中だったり、終了時間に取りに行く必要もなく、好きなタイミングで取り出すだけ。宿泊時に洗濯する方は、もう他のホテルには泊まれない(笑)
ミニキッチン(撮影用に並べた状態)
今回、利用した客室タイプは2名利用も可能な『RESIDENTIAL』。客室面積は21平方メートルでベッドサイズは1,400mm。電子レンジや冷凍・冷蔵庫に加え、ミニキッチン(簡単な調理器具と食器つき)も備えています。
ミニキッチンは、飲食の場での感染拡大リスクを減らす意味でも有効。夕食は、隣接する『スーパーマーケット成城石井』でプチ贅沢な食材を購入し、22階からの夜景を眺めながら『自炊ディナー』を満喫しました。
朝食は『朝食つきプラン』を利用しましたが、朝食ブッフェはコロナ対策でワンプレートでの提供に変更中。電子レンジも客室にあるし、朝食は自分で用意したほうが当面お得ですね。
アタック ZERO洗剤と好みで選べる柔軟剤各種
最後に、今回のキッカケとなった<『アタック ZERO』洗剤の導入>と<『柔軟剤バー』設置>のトライアル運用についてご紹介しましょう。
これまでは『粉洗剤』(チェックイン時に無料で提供)でしたが、2020年12月中旬からトライアル運用として『東急ステイ渋谷』『東急ステイ五反田』『東急ステイ青山プレミア』3店舗の室内に花王製『アタック
ZERO』または『アタック ZERO ドラム式専用』を常備。使う分だけ使える、地球に優しい運用が試行されています。
さらに洗濯乾燥機の利便性・機能性を実感できるよう、3店舗のフロント前に『柔軟剤バー』をあわせて導入。女性客を中心にリクエストが多く寄せられていた『柔軟剤の提供』に応えるもので、花王製の柔軟剤貸し出しボトル(※)が設置されています。
※渋谷店・青山プレミア店では4種類、五反田店では8種類の柔軟剤を設置
実際に香りを確かめられるので、好みにあわせフロントで借りれます。いつもと違うタイプを試す機会にもいいですね。
■関連リリース
https://www.tokyu-rs.co.jp/wp/wp-content/uploads/2020/12/202012211400stay.pdf
1Fエントランス
宿泊した『RESIDENTIAL』タイプ
素晴らしい眺望で目覚めもスッキリ
朝食は当面ワンプレート(コーヒー、ジュース付き)
緊急事態宣言が発出されましたが、業種や会社方針でラッシュ時間に連日出勤せざるを得ない場合、ホテル滞在は感染拡大防止に有効。洗濯乾燥機があると荷物も減らせるし、電子レンジもあるので外食機会も減らせます。
長期滞在向きのウイークデープランやマンスリープランも充実。『東急ステイ』は金沢や飛騨高山、沖縄、函館(2021年春開業予定)などにもあるので、第3波が収束したら、観光旅行にも活用したいですね。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)