1. 目玉はレトロな商店街体験と世界初となるゴジラの大型ライド・アトラクション
『西武園ゆうえんち』(埼玉県所沢市)が「心あたたまる幸福感に包まれる世界」をコンセプトに、本日2021年5月19日(水)グランドオープンしました。開業前に行われた報道向け内覧会の模様とともに、カップル視点でご紹介します。
『夕日の丘商店街』©TOHO CO., LTD. ©TEZUKA PRODUCTIONS
1950年に開業し、1988年度には年間約194万人もの方が来園するなど、70年の歴史をもつ遊園地が、新しく生まれ変わりました。
リニューアルの目玉は、新しく登場した<熱気に包まれた商店街>と<ゴジラの大型ライド・アトラクション>。
最寄駅の西武山口線「西武園ゆうえんち」駅下車すぐのエントランス前には、昭和の熱気を浴び続けた路面電車(1050形1051号)の現車を展示。
『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』
TM &© TOHO CO., LTD.
そして、新たに誕生した大型アトラクション『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』に乗車するため、丘の上にそびえ立つ『映画館(夕陽館)』へ。
ゴジラをテーマにした常設世界初の大型ライド・アトラクションです。
アトラクションは、キャストによる迫真の演技とプロジェクションマッピング映像がリアルなプレショーからスタート。私たちは、ゴジラやキングギドラたちの激闘の真っただ中を逃げまくるという、最悪の災難に見舞われます。
圧倒的なスケールとクオリティ、息つく暇もないスピーディーな展開にハラハラ・ドキドキの連続。日常ではありえない、規格外の興奮を楽しめました。
巨大スクリーンの映像にあわせて座席が大きく稼働し、その他の特殊効果も加わるライドシステム。車酔いしやすい方は、適度に目を閉じるなど酔いにくい工夫をしながら楽しみましょう。
■ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦
・所要:約5分間
・定員:70名
・対象年齢:4歳以上
・身長制限:身長100cm以上のお子さまより乗車可、身長130cmに満たないお子さまは18歳以上の保護者と同乗で可
『ジャングル大帝』のトリックアート
©TEZUKA PRODUCTIONS
園内中央には、家族で楽しめるファミリーエリア『レッツゴー!レオランド』が新たに誕生。
日本を代表する漫画家・手塚治虫氏の人気作品『鉄腕アトム』と『ジャングル大帝』のキャラクターがあちこちに登場します。
4つのライドはいずれも子供向けですが『トリックアート』と『巨大すごろく』は、大人やカップルも必見。
巨大な『トリックアート』は『鉄腕アトム』と『ジャングル大帝』の2種類。ポーズと構図を工夫して、とびきりの1枚を撮りましょう。
床に描かれた『巨大すごろく』も何気に大人も楽しい。2人以上でじゃんけんをしながら、スタートからゴールを競い合いましょう。思ったよりも盛り上がります(笑)。
『苺クリイムソーダ』と『スパゲッティ・ナポレターナ』
リニューアルのもう一つの目玉はレトロな商店街『夕日の丘商店街』。1960年代をイメージした《あの頃の日本》の町並みを細部までこだわり再現。
ここは商店街自体が舞台となり『盗人×駐在のチェイス』『八百屋のたたき売り』『紙芝居』『ポン菓子』などのライブ・パフォーマンスが行われます。
店舗では、園内通貨『西武園通貨』で、当時の物価を実感しながらお買い物や飲食も体験。
特におすすめが昭和の本格料理を実際に注文できる『喫茶ビクトリヤ』。門外不出の特製ケチャップソースが自慢の『スパゲッティ・ナポレターナ』(90園)や強炭酸でめちゃくちゃ美味しい『クリイムソーダ』(50園)、宝石のように鮮やかな『ゼリイポンチ』(60園)などが味わえます。
レトロな商店街『夕日の丘商店街』
『盗人×駐在のチェイス』
『ゴジラ・ザ・ライド 大怪獣頂上決戦』(イメージ)
TM &© TOHO CO., LTD.
『巨大すごろく』©TEZUKA PRODUCTIONS
チケットは入園+アトラクションフリーの『1日レヂャー切符』(大人4,400円、小人3,300円)など。
大人も子供も楽しめる、レトロで新しい『西武園ゆうえんち』へ出かけましょう!
(取材・文・撮影/落合 宏樹)