1. 『ものづくり・匠の技の祭典2021』開催に先駆け匠の技を見学・体験
『ものづくり・匠の技の祭典2021』祭典サポーターを務める女優の武田玲奈が『椅子張り』と『着付け』2つの匠工房を訪問。匠の技を間近で見学・体験されました。
『ものづくり・匠の技の祭典2021』チラシ
2021年12月18日(土)・19日(日)に開催される『ものづくり・匠の技の祭典2021』。世界に誇る日本の匠たち100人以上(予定)が、東京ビッグサイトに大集結。
ものづくりの国・日本の職人たちの頂点にいる匠たちのステージ実演や逸品を、昨年につづきオンライン無料配信にて紹介します。
『椅子張りの匠』の指導で時計の文字盤張りに挑戦
ものづくりの魅力や匠の技術を、若い人たちを中心に広めるべく、祭典サポーターに就任された武田さん。
「ものづくり・匠の技の祭典2021」の開催に先立ち、2021年11月11日(木)の午前に、東京・葛飾区にある工房『立花製作所』を訪問された模様を取材しました。
東京都椅子張り技能士会・会長を務める小林重行さんによる『椅子張りの匠の技』を間近で見学。その後、伝統的な椅子張り技術や、現在主流となっている椅子張り技術を応用しての時計の文字盤張りを実際に体験されました。
武田さんお手製の『壁掛け時計』が完成
見学時は(匠の手際が良すぎて)簡単そうに見えた工程も、実際にやってみると難しかったようで「暑くなってきました」「力が入りますね」と、かなり真剣な表情で時計の文字盤張りに挑む武田さん。
「こういうモノづくり体験は初めて」という武田さんでしたが、コツを掴み器用に作業を進めていく様子を見ていた小林さんに「うまいなぁー」と感心され、喜んでいました。
そして世界にひとつだけの、武田さんお手製の『壁掛け時計』が完成。武田さんは「自宅のリビングにかけます!」と喜んでいました。
体験終了後の囲み取材では「日本人として日本の文化を知っていなければいけないと思いました。こんなに凄い匠の技があるんだよということを、伝えていきたいです。」と祭典サポーターとしての意気込みを語りました。
振り袖着着衣体験をした武田玲奈さん
武田さんは同日夕方には、川崎市にある着付けの匠・工房体験のため『みやうち着物学院』へ。中央着付士能力開発協同組合技能士の会・会長の尾崎弘子さんの指導のもと、桜の帯結び体験と振り袖着着衣体験を実施。
「成人式以来」という振り袖を着た武田さんは「背筋が伸びる感じで、お着物って素敵だなと改めて思いました。着る機会を増やしたいです。」と語っていました。
工房訪問の模様は、11月中に祭典ホームページにおいて配信される予定。
『ものづくり・匠の技の祭典2021』は、2021年12月18日(土曜日)・19日(日曜日)にオンライン(視聴無料)で開催されます。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)