1. 西野、白石、生駒ら1期生OGも登場、日産スタジアムは紫のサイリウム一色に
国内アイドルグループのトップを走り続ける乃木坂46が、デビュー10周年記念ライブ『乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE』を、2022年5月14日(土)・15日(日)の2日間、横浜の日産スタジアムにて開催しました。
『スペシャルアートワーク』
開催直前の12日には、10周年とライブ開催を記念した『スペシャルアートワーク』が公開され、その秀逸なデザインも話題となりました。
1期生はデビューシングル『ぐるぐるカーテン』の制服、2-5期生は加入時の期別制服を着用し、会場となる日産スタジアム前で撮影されました。
ライブは全曲披露ではなく、これまでの楽曲の中から厳選し、DAY1は2011-2016、DAY2は2017-2022にわけ、発表年毎のブロックで披露されました。
この光景が戻ってきた!
今回、10周年記念にふさわしく、グループ史上最大規模となる、各日7万人、2日間で14万人を動員。さらに両日とも生配信も実施されました。
見切り席(メインステージが見えない席)を含む全席を、ファンが埋め尽くす景色は圧巻で、特に日没後に7万人のサイリウムが一斉に揺れる光景は、感動的。ステージ上でもメンバーの多くが、ライブ中に喜びと感謝を伝えていました。
コロナ感染が判明したメンバーの与田祐希もライブ2日目から復帰することができ、2日目の公演では1期生から5期生まで、在籍中のメンバー44名全員が出演しました。
挨拶する卒業生5名(松村、生田、白石、西野、高山)
記念すべき乃木坂46の10周年をお祝いし、1期生OGも続々と登場。DAY1には、伊藤万理華と、"乃木坂の顔"として活躍した生駒里奈が、サプライズでステージに登場。生駒は『制服のマネキン』にて、セーラー服衣装を着てセンターでパフォーマンスしました。
そしてDAY2には、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花がそれぞれサプライズで出演し、それぞれの代表曲をセンターで披露。さらに、アンコールでは松村沙友里と高山一実も登場し、ファンのみならず、現在のメンバーたちにも憧れの先輩たちとステージをともにできる貴重な機会となった。
西野は与田祐希や齋藤飛鳥らと抱き合い再開を喜び、当時と変わらぬキレキレのパフォーマンスを披露。白石は「久しぶりに皆さんに会えて凄く嬉しいです。ステージに立ってウルっときました。いつでも呼んでください!」と感謝を伝え、生田は「私たちは卒業したけれど、ずっと乃木坂ファミリーだから。心配しないで、自分たちの力をどんどん発揮し、これからも光輝いてください!」と後輩メンバーにエールを送りました。
松村と高山は「会場のあの辺で、ずっとライブを見てました。お兄ちゃんと」とふると、モニターには客席で立ち上がり応援するバナナマンの2人が映し出され、会場から大きな拍手が起こりました。
〆はおなじみの『乃木坂の詩』
観客はマスクを着用し、自席場所でスタンディングにて、拍手やサイリウムでメンバーのパフォーマンスに応えますが、卒業生のサプライズ演出や3階席スタンド前の特設ステージにメンバーが登場すると、思わずドヨメキと歓声があがる場面も。
DAY2の2019ブロックの『Sing Out!』では、現エースの齋藤飛鳥を中心としたパフォーマンスに7万人がクラップ。10周年ブロックとして終盤に披露された『裸足でSummer』では、7万人が両手でタオルを一斉にあげる振り付けで、メンバーと観客が一体となり、乃木坂史上最高のライブを作りあげました。
生駒センター『制服のマネキン』
白石センター『しあわせの保護色』
西野センター『帰り道は遠回りしたくなる』
花道を行く1期生メンバー
最後の楽曲『乃木坂の詩』前のMCでは、サプライズとして『乃木坂46 真夏の全国ツアー2022』の日程および会場を発表。
7月19日・20日の大阪城ホールを皮切りに、真夏の全国ツアーとしては北海道で約9年ぶり、広島で約7年ぶりに開催することが決定。ファイナルは8月29・30・31日の明治神宮野球場での3DAYSとなりました。
現エースの斎藤飛鳥をはじめ、山下美月などの3期生、遠藤さくらなどの4期生、さらに5期生にも逸材が揃い、世代交代も順調な乃木坂46から目が離せません。
(取材・文:落合 宏樹/写真:オフィシャル提供/©乃木坂46LLC)