【レポ】7/23のW-KEYAKI(日向坂2日目)、櫻坂は振替公演が決定
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カメラ:上山陽介(オフィシャル提供)
7月23日(土)に開催された日向坂46出演の野外ライブ『W-KEYAKI FES.2022』をオンライン取材。中止となった櫻坂46の2公演は8月の振替公演情報が決定。
1.1本の欅から生まれた日向坂と櫻坂はリスペクトしながら更なる高みへ
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※掲載内容は2022年7月27日現在です
1. 1本の欅から生まれた日向坂と櫻坂はリスペクトしながら更なる高みへ
櫻坂46と日向坂46による合同野外ライブ『W-KEYAKI FES.2022』、日向坂46の2日目となった2022年7月23日(土)のオンライン取材レポ。

公演の最後に発表された全国アリーナツアー情報と、本日27日に発表された(中止となった)櫻坂46の8月振替公演情報も併せてご紹介します。

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メンバー念願の自身による放水や水鉄砲
昨年に続き『富士急ハイランド コニファーフォレスト』にて開催された『W-KEYAKI FES.2022』。

『欅坂46』から生まれた2つのグループ『櫻坂46』と『日向坂46』が、かつて『欅共和国』を行ってきた聖地に集結する合同野外ライブ。

4日間開催予定でしたがにわたり、櫻坂46メンバーのコロナ感染により2日目と4日目が中止となり、3日目の日向坂46がをフェスを締めくくることに。

日向坂46:影山優佳が感染し、この日は20人でライブに臨むことに。影アナ後スクリーンには「伝説は、1本の欅から始まった」とのメッセージからオープニング映像が流されました。

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『思いがけないダブルレインボー』
そして、空色のジャケットと白いスカートの衣装で日向坂46メンバーがステージに登場し、overturaなしで『太陽は見上げる人を選ばない』からライブがスタート。

おひさま(=日向坂46ファンの総称)が会場を声援を我慢し手拍手で盛り上げるなか、曲終盤では無数の水色・桜色・白色の風船が空高く飛ばされ、キャプテン佐々木久美が「W-KEYAKI FES.、開幕です!」と高らかに宣言した。

その後、おなじみの『Overture』の間に、メンバーはトロピカルカラーの衣装に着替え再登場。

最初のMCで佐々木久美が、櫻坂46キャプテン・菅井友香から預かった手紙を代読。「日向坂46と櫻坂46は同じ欅から生まれたグループ、これからもリスペクトし合いながらいい関係を築いていけたらうれしいです」というメッセージを受け、久美も「私たちは櫻坂46さんの分の魂も背負って盛り上げ、楽しんでいきます」とコメントした。

スタート直前まで降っていた小雨がやみ、晴れ間もさす展開は、苦難を乗り越え晴れ舞台に一気に駆け上がり太陽を味方につけた『日向坂46』らしい展開。

『思いがけないダブルレインボー』では、メンバー念願の自身による放水や水鉄砲、さらにウォーターショットも加わり、晴れ間が差し始めた会場に虹を作ろうと試みる。

おひさまは勿論、メンバー自身も全身水浸し状態だったが『欅共和国』からも含め初めてとなる放水アクションに、会場全員が満面の笑顔だった。

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ライブTシャツ&スカート衣装(アンコール)
その後、1期生・2期生・3期生にわかれてのパフォーマンスや、ユニット曲などを披露。

最新シングル『僕なんか』では、ステージ前のウォータースクリーンを使った幻想的な映像演出とともに、昨年は参加できなかったセンターの小坂を中心とした、情熱的なパフォーマンスで切なさが強調されるなど、日向坂の表現力がこの1年でまた進化したことを見せつけた。

終盤に入り「W-KEYAKI FES.だからこそ」(久美)と前振りのうえ、齊藤京子がセンターで欅坂46の楽曲『語るなら未来を…』を真剣な表情で披露。

そして本編最後の曲は、最新シングル『僕なんか』収録の『知らないうちに愛されていた』。「いつか声が出せるようになった日には、みんなで一緒に歌っていきたいと思っている曲です。一緒に心の中で歌ってくださると嬉しいです」(久美)とおひさまに伝え、心をこめて歌い上げた。

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『JOYFUL LOVE』では客席一面が虹色に
アンコールは、ライブTシャツ&スカート姿で爽快感あふれる『ドレミソラシド』からスタート。

最後のMCでは、メンバーがこの日の感想を述べる。齊藤京子は「初めての『欅共和国』から参加させてもらったと思うと、本当に感慨深く嬉しいです。来年は櫻坂さんと影山優佳も、全員で出れたらと思います」と語り、小坂菜緒は「私は去年の『けやフェス』に参加できなかったので、改めて野外のライブは素晴らしいなと心の底から思いました」と笑顔でコメントした。

サプライズとして、スクリーンには、9月10日から全国4都市8公演にわたり開催される全国アリーナツアー決定の告知が。

そして客席一面がペンライトで虹色に染め上げられ『JOYFUL LOVE』を披露、ラストの『日向坂』ではステージ中央の客席が緑、左側が白、右側が空色のペンライトで染まり、欅坂46(=緑)からそれぞれの道へと進み始めた櫻坂46(=白色)、日向坂46(=空色)を体現する素晴らしい演出と、上空を彩る花火で今年の『W-KEYAKI FES.』は幕を閉じました。

コロナ感染拡大の影響を受けた『W-KEYAKI FES. 2022』でしたが、来年こそ櫻坂46/日向坂46の全メンバーが一堂に会した派手な野外ライブに期待しよう。

そして、中止となった櫻坂46の2公演は、8月19日・20日の2日間にわたり振替公演の実施が決定し、今から待ち遠しい。卒業が発表われた尾関梨香・原田葵の卒業セレモニーも、20日に実施予定となった。


(取材・文:落合 宏樹、カメラ:上山陽介/オフィシャル提供)
【『W-KEYAKI FES.2022』開催概要】
◇公式ウェブサイト:https://www.hinatazaka46.com/s/official/page/w_keyaki_fes2022
◇開催期間:2022年7月21日(木)~24日(日)予定
※日向坂46が出演した21日(木)・23日(土)のみ開催
◇会場:『富士急ハイランド コニファーフォレスト』

『W-KEYAKI FES.2022』7/23(日向坂46)セットリスト
01. 太陽は見上げる人を選ばない
00.OVERTURE
02. キツネ
03. 君しか勝たん
04. アザトカワイイ
05. 思いがけないダブルレインボー
06. もうこんなに好きになれない
07. 好きということは… ? 真夜中の懺悔大会
08. 世界にはThank you!が溢れている ? 恋した魚は空を飛ぶ
09. この夏をジャムにしよう ? ゴーフルと君
10. 川は流れる
11. 飛行機雲ができる理由
12. 僕なんか
13. 語るなら未来を…
14. My fans
15. アディショナルタイム
16. NO WAR in the future 2020
17. 誰よりも高く跳べ!2020
18. 知らないうちに愛されていた

<アンコール>
19. ドレミソラシド
20. JOYFUL LOVE
21. 日向坂

【『日向坂46 全国アリーナツアー2022』(仮)概要】
・2022年9月10日(土)・11日(日):AICHI SKY EXPO/愛知
・2022年9月17日(土)・18日(日):神戸ワールド記念ホール/兵庫
・2022年10月17日(月)・18日(火):ぴあアリーナMM/神奈川
・2022年11月12日(土)・13日(日):国立代々木競技場第一体育館/東京

【W-KEYAKI FES.2022『櫻坂46振替公演』概要】
2022年8月19日(金)・20日(土)開場15:00/開演17:00
会場:富士急ハイランドコニファーフォレスト
***関連リンク***
■日向坂46(公式ウェブサイト)
■櫻坂46(公式ウェブサイト)

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