世界を魅了した韓紙アートの傑作『全光榮展』

1. 全光榮氏の個展が満を持して国内初開催!
2. 絵画でありながらレリーフのような全光榮氏の作品
※掲載内容は2009年2月13日現在のものです
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1. 全光榮氏の個展が満を持して国内初開催!
2009年2月14日(土)から3月15日(日)にかけて、韓国出身で世界的に活躍している現代美術作家 全光榮氏の日本で初めての個展『全光榮(チョン・クァンヨン)展〜世界を魅了した韓紙アートの傑作〜』が、六本木ヒルズ 森アーツセンターギャラリーにて開催されます。
2009年2月提供
《Aggregation 05-AU033》
2005年 全光榮
(c)Chun Kwang‐Young
※本展では展示されておりません
2009年2月提供
《Aggregation 08-M002 Blue》
2008年 全光榮
(c)Chun Kwang‐Young)
※本展では展示されておりません
全光榮氏は「日本で展覧会を行なうのは、他の国々で成功をおさめてから」という強い希望をもっていたそうで、2008年5月にクリスティーズで30万ドルという高値をつけたこと、9月のニューヨークのロバート・ミラーギャラリーにおける個展で大成功を収めたことなどから、ファンにとっては待ちに待った日本初開催となりました。
全光榮氏の作品は、楮(コウゾ)を原料とする韓紙(ハンジ:注)で三角形のポリスチレンフォームを包み、それを同じ韓紙の紐で括って、天然の染料で染め上げたセルを木枠にはめ込んでゆきキャンバスを埋め尽くすというもので、包み(wrapping)と組み立て(assembling)が基本となっています。

(注)韓紙(ハンジ)とは・・・和紙に似た韓国独特の伝統紙で、楮(コウゾ)を原料とし柔軟性や耐久性に優れ、千年以上もつと言われており、近年は工芸品などに多く使われている。
≫一足先に拝見した展覧会の模様と写真は次のページで

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