空前絶後の傑作ぞろい!オルセー美術館展がスタート
1
>2>
3
2. 第10章まで傑作ぞろい!展覧会構成と最注目作品
(音声ガイドプログラム)
音声ガイドプログラムを借りよう
本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから20世紀初めにかけての絵画の諸相を、10部構成で、一堂に紹介。各作品の魅力や描かれた背景を理解するための定番である『音声ガイドプログラム』(入口で貸出/500円)は必須ですね。
展示構成
第1章:1986年−最後の印象派
第2章:スーラと新印象主義
第3章:セザンヌとセザンヌ主義
第4章:トゥールーズ=ロートレック
第5章:ゴッホとゴーギャン
第6章:ポン=タヴェン派
第7章:ナビ派
第8章:内面への眼差し
第9章:アンリ・ルソー
第10章:装飾の勝利
アンリ・ルソー
《蛇使いの女》 1907年
傑作絵画115点、《蛇使いの女》も初来日
まずは、モネ《ロンドン国会議事堂、霧の中に差す陽光》、セザンヌ《台所のテーブル(篭のある静物)》、ゴッホの《自画像》など、オルセー美術館から初来日する約60点の作品に注目を。特にルソーの代表作として知られる神秘的な《蛇使いの女》に魅せられました。
(写真左)フィンセント・ファン・ゴッホ
《星降る夜》 1888年
最も魅かれた《星降る夜》
傑作ぞろいの中で、私が最も魅かれた作品がこの、ゴッホ《星降る夜》。夜空に星が輝くローヌ河畔の風景を、ゴッホならではのタッチで描いたもので、『星』と『ガス灯』という異なる光が対照的に表現されています。
男女の微妙な心理を表現した傑作
そしてもう1点はピエール・ボナールの《男と女》。行為の後と思われる裸の男性は、女性に背を向け衣服を着ようとしており、一方ベッドの上のマルトは、けだるい様子で猫をかまっている。影が占めるボナールと明るい光を浴びるマルト。二人の間を隔てる衝立は、男女間の心の葛藤や微妙な心理を表しているようです。
(写真右)ピエール・ボナール 《男と女》 1899年
(写真左)ピエール・ボナール 《ベッドでまどろむ女(ものうげな女)》 1899年
≫(次ページ)オフィシャルグッズも大充実。早い時期、早い時間に訪れたい
≪Back
|
1
|2|
3
|
他の特集記事を読む
|
東京デートナビ≫