第3回AKB総選挙結果と主要メンバー順位の裏側解説

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4. いよいよ国民的関心事「1位は前田か、大島か」
さて、AKBファンを除く大多数の一般人の関心事は、大島優子VS前田敦子の首位争いでしょう。今回も一騎打ちとなり、結果的に約17,000票差をつけたエース前田敦子の圧勝となった。10位の発表あたりから、ずっと手で顔を覆い、身体を震わせていた前田は、「第2位 チームK」とアナウンスされた瞬間、座りながら泣き崩れました(前田はチームAのため)。
連覇を狙っていた大島優子だが、1週間前のインタビューでも「五分五分ですね」と答えるなど、2位も大いに予想していたと思われ、動揺も見せずに笑顔で壇上へ。そのコメントは、意外にも反論で始まりました。「第三者はいろんな事を言います。一人で何枚もCDを買って投票し本当に総選挙と言えるのか。でも選抜に選ばれなかったメンバーを含め、私たちにとって票数は愛なんです。私たちは愛されているから、こんな大きなステージでイベントができるんです」と力強く語り、ファンから大歓声を浴びた。
「買い占め批判」が我慢できなかったのであろう。メンバー全ての気持ちをしっかりと代弁したあと、コメント中で「2位」という順位を実感し、悔し涙があふれる場面もあったが「今年は2位ですけど・・・これからもしゃかりきに踊って歌って頑張ります」と、最後はいつもの明るく元気な優子に戻った。
2011年6月AKS提供
(2位を明るく受けとめる大島優子)
(c) AKS
2011年6月撮影
(嬉しさはこの1年の辛さのご褒美)
そして、昨年のリベンジ宣言を果たした1位の前田敦子は、大きく泣き崩れながらステージ上へ。徳光さんからトロフィーを受け取ると、ギュッ!と大事そうに抱え「今年で3回目ですが、こんなに緊張したのは生まれて初めて。1年間いろんなことを考え、どこか孤独と戦っていましたが、今回改めてたくさんの方に支えていただいていることを感じました」と周りへの感謝を述べた。

会場、そして全国の劇場で見守ったAKBファンの多くが思ったはず「あっちゃん、おめでとう」と。
2011年6月AKS提供
(ステージ上でお互いの気持ちを確認した)
(c) AKS
今年はバックヤードでなく、ステージ上で抱き合った
さらに徳光氏に「2位の大島さんへ一言」と促された"あっちゃん"は「優子には、今も勝てたところはあると思っていません。優子は本当にわたしたちの良い見本です。これからも一緒にAKB48を支えてくれたらうれしいです。」と、日頃の気持ちを正直に伝えた。

大島は「あっちゃんはAKBの顔です。あっちゃんが笑顔で、前を向いていてくれたらそれでいいです。これからも一緒に前を向いていきましょう」と答え、泣きながらふたりは抱き合った。昨年はイベント終了後のバックヤードで抱き合ったが、今年はファンの前で堂々と讃えあい、今日一番の拍手を浴びた。
2011年6月撮影
(イベント終了後は笑顔でピース)
2011年6月撮影
(この報道陣の数は凄すぎる)
総投票数は116万票超え
今回の総選挙の投票数は、1位から40位までで約108万票、総数は116万6,145票。今回11位宮澤佐江の票数が、昨年1位の大島優子の票数を上回るというハイレベルな戦い。来年の総選挙は、テレビのニュースでは映らないメンバーの素の表情を見に、会場か劇場に行かれてはいかが?
2011年6月撮影
(22thシングル選抜メンバーはこの21名!)
※松井珠理奈はフォトセッション不参加
***関連リンク***
■AKB48(公式サイト)
■Livespire(公式サイト)
■AKB48劇場

■オリジナル予想との違い必見!総選挙&リバイバル公演を全国で生中継(過去記事)
■エースあっちゃんが陥落!第2回AKB選抜総選挙結果速報と今後の動き(昨年の記事)
■AKB48 21thシングル『everyday、カチューシャ』

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