国内初!ルネサンス三大巨匠『ラファエロ』展が開幕

1. ヨーロッパ以外で初開催!極めて貴重な展覧会
2. "聖母子の画家"の代表作《大公の聖母》がついに日本初公開
※掲載内容は2013年3月2日現在のものです
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1. ヨーロッパ以外で初開催!極めて貴重な展覧会
2013年3月撮影 ルネサンスの三大巨匠『ラファエロ・サンツィオ』
イタリア・ルネサンスを代表する画家、ラファエロ・サンツィオ。レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロと並び、ルネサンスの三大巨匠とも称される『ラファエロ』の作品は、世界各地の美術館の"顔"で借用が難しく、大規模な展覧会を開くのは極めて困難とされ、今までヨーロッパ以外で開催されたことはありません。
2013年3月撮影
《エゼキエルの幻視》
1510年頃、パラティーナ美術館蔵
日本で初めての本格的な『ラファエロ』展
そして今回、日本で初めての本格的な『ラファエロ』展が開催されることとなり、本日2013年3月2日(土)東京・上野の国立西洋美術館にて開幕しました。1日に行われた報道内覧会の模様と併せて、みどころの一部をご紹介します。
本展は、フィレンツェ文化財・美術館特別監督局の全面協力のもと、油彩を中心に素描など計23点の作品が、ヨーロッパ各地から集結。会場内は4章で構成され、同時代の芸術家たちの作品や、ラファエロの原画をもとにしたタペストリーや工芸品などを展示し、様々な側面からラファエロの魅力に迫ります。
2013年3月撮影
《自画像》
1504-06年、ウフィツィ美術館蔵
優美な美男子の視線に耐えられるか
会場に入り、まず最初に飾られている作品が《自画像》。フィレンツェ滞在中、故郷のウルビーノに何度か戻った帰郷の間に、製作されたと考えられています。「端正な顔立ちの優美な美男子で、モテモテだった」という、ラファエロの自画像に注目です。
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