国内初!ルネサンス三大巨匠『ラファエロ』展が開幕

1>2>3
2. 聖母子の画家の代表作《大公の聖母》がついに日本初公開
2013年3月撮影
《父なる神、聖母マリア》
1500-1501年、カポディモンテ美術館蔵
17歳のラファエロのデビュー作
逆L字型に並べて展示されているのが《父なる神、聖母マリア》。《トレンティーノの聖ニコラウスの戴冠》を描いた祭壇画の一部で、主要な部分を描いたのは、当時17歳のラファエロです。18世紀末にいくつかの断片に分割されたそうです。
聖母マリアとキリストを愛らしく描いたことから、"聖母子の画家"として知られるラファエロ。本展最大のみどころは、ラファエロの最高傑作の一つ《大公の聖母》の、日本初公開。「全て完璧」と絶賛される名画を、国内で見る大変貴重な機会です。
2013年3月撮影
《大公の聖母》展示風景
一般公開時は人だかりができるだろう
2013年3月撮影
ラファエロの傑作《大公の聖母》
1505-1506年頃、パラティーナ美術館蔵
2013年3月撮影
(左がミニ図録、右が公式図録)
『ミニ図録』を拡大表示する
解説文を簡略化した『ミニ図録』がお得
観覧後は、日本初の『ラファエロ』展のオリジナルグッズを購入し、余韻を自宅でも楽しみたい。『A4ファイル』(各400円)、『3ポケットファイル』(各500円)、『公式図録』(2,800円)のほか、特製バッグ付きの『ミニ図録』(1,200円)がおすすめです。
ラファエロの作品は過去にも、いくつかの大型美術展の目玉作品として日本で公開されましたが、いずれも1、2点が含まれたのみ。ウフィツィ美術館、ルーヴル美術館、プラド美術館など、日本にいながら、各国のラファエロ作品を鑑賞できるのは、おそらくこれが最初で最後。会期は6月2日(日)までです。
【『ラファエロ』展】
◇公式ホームページ:http://raffaello2013.com/
◇会期:2013年3月2日(土)〜2013年6月2日(日)
◇休館日:毎週月曜日 ※ただし4/29、5/6は開館、5/7は閉館
◇開館時間:9:30〜17:30。金曜日は20:00。入館は閉館の30分前まで。
◇会場:国立西洋美術館
◇主なアクセス:JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分ほか
◇観覧料:一般1,500円、大学生1,200円、高校生800円、中学生以下無料
◇お問い合わせ:03-5777-8600
***関連リンク***
■『ラファエロ』展(公式ホームページ)
■国立西洋美術館(公式ホームページ)
1|2|他の特集記事を読む 東京デートナビ≫