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『京都大火編』は、劇場公開5日間で興収11億円突破、続編見たい度95%という大ヒットとなり、本作への期待は高まるばかり。そんな『伝説の最期編』を一足先に拝見したので、ネタバレしない範囲でご紹介します。
本編最大のみどころは、前作で日本制服を狙う志々雄一派に敗れた緋村剣心(佐藤健)が、飛天御剣流の師匠である比古清十郎(福山雅治)のもとで奥義を習得し、志々雄を倒し、日本を救えるか。そして神谷薫(武井咲)と、剣心は今後どうなるのか?
比古清十郎の元で剣心が再び成長し奥義を習得する過程に時間を割り当てた分、志々雄一派との最終決戦の過程が、原作よりかなり凝縮されているため、原作ファンには物足りなさを感じる方がいるかも。だが、前述部をはしょると物語が陳腐になるため、そこは割り切るほかない。 |