世界で100万人動員の『バンクシー展』本日より横浜でスタート
会場内に再現されたバンクシーのスタジオ
| 100万人を動員した『バンクシー展 天才か反逆者か』が本日より横浜のアソビルにてスタート。世界で最も注目される現代アーティスト『バンクシー』の作品70点を見られる貴重な機会です。 | |
| 1. 天才なのか、反逆者なのか。世界で最も注目される匿名アーティストの真実へ | |
| ※掲載内容は2020年3月15日現在のものです | |
1. 天才なのか、反逆者なのか。世界で最も注目される現代アーティストの真実へ
これまでにモスクワ、サンクトペテルブルク、マドリード、リスボン、香港などを巡回し、累計100万人以上を動員した『バンクシー展 天才か反逆者か』が、本日2020年3月15日（日）より9月27日（日）まで『アソビル』（横浜駅前）にてスタート。世界で最も注目される現代アーティスト『バンクシー』の作品70点を通じ、彼がいったい何ものなのかを、あなた自身で確認できる貴重な機会です。
事前におこなわれたメディア内覧会にて、会場の模様やみどころ、コロナウイルス被害拡大のための取り組みなどを取材しました。
事前におこなわれたメディア内覧会にて、会場の模様やみどころ、コロナウイルス被害拡大のための取り組みなどを取材しました。
プロデューサー:アレクサンダー・ナチケビア氏
バンクシーはイギリスを拠点に、世界中のストリート、壁、橋などを舞台に神出鬼没に活動している匿名の芸術家。
社会問題に根ざした批評的な作品を手がけるアーティストとして評価されている他、テーマパーク、宿泊施設、映画の制作など、その活動は多岐にわたり、本展では約70点の作品とともに、これまでの主な活動を辿ることができます。
バンクシーの代表的な活動スタイルは、ステンシル（型版）を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラム。風刺的でダークユーモアに溢れています。
同展プロデューサーのアレクサンダー・ナチケビア氏は、バンクシーの魅力について「彼の作品は見た者を考えさせ、対話を生み、行動を起こすことを触発させる力がある」と力説。私も会場で実際に作品を拝見し、自分が抱いた感想が正しいのか、他の人たちはどう感じたかを作品毎にディスカッションしたくなりました。
バンクシーの代表的な活動スタイルは、ステンシル（型版）を使用した独特なグラフィティと、それに添えられるエピグラム。風刺的でダークユーモアに溢れています。
同展プロデューサーのアレクサンダー・ナチケビア氏は、バンクシーの魅力について「彼の作品は見た者を考えさせ、対話を生み、行動を起こすことを触発させる力がある」と力説。私も会場で実際に作品を拝見し、自分が抱いた感想が正しいのか、他の人たちはどう感じたかを作品毎にディスカッションしたくなりました。
幅広い角度からバンクシーに迫る
会場には、世界中に存在するバンクシーのオリジナル作品だけでなく、映像やインスタレーションなどを用いて、幅広い角度からバンクシーに迫ります。
私はストリートで活動するグラフティ・アーティストとしてのバンクシーしか知りませんでしたが、スタジオで制作したり、ホテルやテーマパークなど、その幅広い活動に驚きました。
写真などを参考に再現されたバンクシーのスタジオセットや、バンクシー曰く"世界で一番眺めが悪いホテル"『ウォールド・オフ・ホテル』の室内セットなども展示されています。
写真などを参考に再現されたバンクシーのスタジオセットや、バンクシー曰く"世界で一番眺めが悪いホテル"『ウォールド・オフ・ホテル』の室内セットなども展示されています。
『GIRL WITH BALLOON（風船と少女）』
もちろん、バンクシーの名を世界中に広めた、有名作品の多くを網羅。
赤い風船に少女が手を伸ばす姿を描いた『GIRL WITH BALLOON（風船と少女）』を筆頭に、平和へのメッセージが込められ本展のメインビジュアルにも採用された『LOVE
IS IN THE AIR』、日本でも発見され（限りなく本物らしいと）都庁で公開された『RAT』（ネズミ）シリーズなどを展示。
間近で見れば『違法な落書き』とは一線を課すメッセージ性、アーティスト性を感じずにはいられません。
間近で見れば『違法な落書き』とは一線を課すメッセージ性、アーティスト性を感じずにはいられません。
『ディズマランド（Dismaland）』
一番衝撃を受けたのは、2015年に期間限定で開園したという『ディズマランド（Dismaland）』の映像と写真。その内容は会場でご覧ください。
新型コロナウイルスの感染被害拡大防止のため、全国でイベントの中止や延期が相次ぎましたが、本展は様々な対策をとったうえで、予定どおり開催されます。
※状況変化により中止・延期等になる場合は、公式ホームページにて告知。
会話が殆どない美術鑑賞は感染リスクは低めで、さらに本展は日時指定制チケットのため、入場数の調整が可能。会場では換気を通常より大幅に強化するなど、感染予防・拡散防止の対策も実施されます。
※状況変化により中止・延期等になる場合は、公式ホームページにて告知。
会話が殆どない美術鑑賞は感染リスクは低めで、さらに本展は日時指定制チケットのため、入場数の調整が可能。会場では換気を通常より大幅に強化するなど、感染予防・拡散防止の対策も実施されます。
『LOVE IS IN THE AIR』
会場入口の風景
『ウォールド・オフ・ホテル』
世界中で活動するバンクシー。次は‥
本展は9月下旬までの長期開催なので、まだチケットを購入していない方は、コロナが落ち着くまで様子を見るのもおすすめです。
各種イベントが普通に開催される日々が戻るまで、社会全体・国民全員で早期収束を目指しましょう。
（取材・文・撮影／落合 宏樹）
各種イベントが普通に開催される日々が戻るまで、社会全体・国民全員で早期収束を目指しましょう。
（取材・文・撮影／落合 宏樹）
【バンクシー展 天才か反逆者か】
◇公式ホームページ：https://banksyexhibition.jp/
◇会期：2020年3月15日（日）～9月27日（日）※会期中無休
◇開場時間：10:00-20:30（最終入場は20:00）
◇会場：アソビル
神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9 アソビル2階
≫≫Google Mapでみる
横浜駅みなみ東口通路直通、横浜駅東口より徒歩2分
◇チケット料金（税込）／日時指定制
・平日：大人1,800円、大学生・専門学生・高校生1,600円、中学生以下1,200円
・平日アフター6：大人1,500円、大学生・専門学生・高校生1,300円、中学生以下1,200円
・土日祝日：大人2,000円、大学生・専門学生・高校生1,800円、中学生以下1,400円
※窓口販売料金は異なります（余裕がある時のみ当日に窓口にて販売）
◇公式ホームページ：https://banksyexhibition.jp/
◇会期：2020年3月15日（日）～9月27日（日）※会期中無休
◇開場時間：10:00-20:30（最終入場は20:00）
◇会場：アソビル
神奈川県横浜市西区高島2‐14‐9 アソビル2階
≫≫Google Mapでみる
横浜駅みなみ東口通路直通、横浜駅東口より徒歩2分
◇チケット料金（税込）／日時指定制
・平日：大人1,800円、大学生・専門学生・高校生1,600円、中学生以下1,200円
・平日アフター6：大人1,500円、大学生・専門学生・高校生1,300円、中学生以下1,200円
・土日祝日：大人2,000円、大学生・専門学生・高校生1,800円、中学生以下1,400円
※窓口販売料金は異なります（余裕がある時のみ当日に窓口にて販売）
＊＊＊関連リンク＊＊＊
■アソビル（公式ホームページ）■バンクシー／Artpedia（近現代美術の百科事典）
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