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奇跡の化石『レイン』日本初公開!恐竜科学博が横浜でスタート
画像説明
世界一美しいトリケラトプスの実物化石『レイン』が日本初公開
世界で最も美しいトリケラトプスの実物化石『レイン』を目玉とする『DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~』がパシフィコ横浜にてスタート。
1. ララミディア大陸における恐竜の生態を多彩な骨格標本と最新テクノロジーを駆使して紹介
※本記事内の金額・料金表示は税込です
※掲載内容は2021年7月17日現在です
1. ララミディア大陸における恐竜の生態を多彩な骨格標本と最新テクノロジーを駆使して紹介
2021年夏、最注目の恐竜展『Sony presents DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~2021@YOKOHAMA』(以下『恐竜科学博』)が、2021年7月17日(土)からパシフィコ横浜でスタートしました。

世界で最も美しいトリケラトプスの実物化石『レイン』の実物全身骨格と皮膚の化石をはじめとする、世界初公開・日本初公開満載の貴重な展示や、最新テクノロジーを駆使した展示など、恐竜好きなら絶対に見逃せない特別展です。

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(左から)DAITA、宮本笑里、潮紗理菜、丹生明里、松田好花、恐竜くん
開催前日の記者発表会には、公式アンバサダーを務める日向坂46小坂菜緒さんの体調不良による活動休止に伴うピンチヒッターとして、日向坂46の潮紗理菜さん、丹生明里さん、松田好花さんの3名が登場し、ひと足先に観覧した恐竜科学博の感想や、小坂菜緒さんが描いた恐竜のイラストを用いたコラボグッズなどについてトークしました。

発表会後半では、本展公式テーマ曲『ララミディア』を、ヴァイオリン演奏の宮本笑里さん、楽曲提供・プロデュース・ギター演奏のDAITAさんが生演奏で披露。

本展の企画・監修をしたサイエンスコミュニケーターの恐竜くんは、展示に込めた想いや見どころを語りました。

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ゴルゴサウルス『ルース』
それでは実際に会場の模様をご紹介しましょう。『恐竜科学博』では、レインが生息していた白亜紀後期のララミディア大陸(現在の北アメリカの西側)に時代と地域を限定。

多彩な骨格標本と科学的視点で、究極の進化を遂げた恐竜たちの実態を解き明かします。

会場は5つの展示ゾーンを中心に、ワークショップ、DinoScience Store、美食恐竜のキッチンで構成。

《Zone01》プロローグでは、大型スクリーンでの解説映像と『恐竜の足跡』化石(日本初公開)を展示。一気に6600万年前にタイムスリップした気分になりました。

《Zone02》発見ラボトリーでは、世界で唯一『脳腫瘍』の痕跡が確認されたゴルゴサウルス『ルース』の骨格標本をはじめ、10のテーマで恐竜の進化と生態を紹介しています。

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トリケラトプスの3DCGモデル
(c)DinoScience 恐竜科学博製作委員会
トリケラトプス・エドモントサウルス・ティラノサウルスの解説コーナーには、立体映像を裸眼で見ることができる、ソニーの高精細な空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display) 『ELF SR1』にて、恐竜の3DCGモデルを展示。目の前に実物がいるようなリアルさで、恐竜の肌の質感や体の作りを観察できます。

《Zone03》フィールドツアー~少年トリケラトプスの冒険~は、本展ならではのストーリー性をもたせた企画展示ゾーン。

幼いトリケラトプスが群れからはぐれ、危険がいっぱいのララミディアで様々な生き物と出会う冒険を、一緒に体験する企画展示です。

世界初公開の『トリケラトプス 幼体』、日本初公開の『ティラノサウルス 幼体』をはじめ、白亜紀後期に生息していた様々な生き物の骨格標本を、生態考察に基づくポーズで約20体展示。世界初公開の『モササウルス』も必見です。

《Zone04》白亜紀体験シアター~恐竜たちが生きる世界~は、恐竜がいた時代にタイムトリップできる体験シアター。

横12m、高さ6.8mのソニーの超高精細なCrystal LEDの大画面に、圧倒的なリアリティと迫力のフルCG映像で映し出され、7.1.2chのサラウンド音響システムや、ソニーのハプティクス技術(触覚提示技術)による映像に合わせた床からの振動と風の演出に大興奮。映像内容も展開がGOOD。

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『レイン』(手前)と『スタン』(奥)
《Zone05》特別展示「レイン」と「スタン」~LANE & STAN~。ここが本展最大の目玉。

全長7m×高さ3m、ほぼ完全な全身の骨格と世界初の大型皮膚痕が残る、類のない貴重な骨格標本で、これまでヒューストン自然科学博物館でのみ展示されていた<奇跡の化石>トリケラトプス『レイン』の実物全身骨格が、ついについに日本初上陸!

『レイン』と対峙するように展示されているのが、躍動感あふれる生き生きとしたポージングで組み上げたティラノサウルス『スタン』。眼前に迫る、スタンの頭部は迫力満点だ。

『レイン』『スタン』とも、360度の全方向から観覧でき、台座の上に展示されているので、足元まで全身くまなく観察できます。

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《Zone01》プロローグ
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世界初公開『トリケラトプス 幼体』
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『モササウルス』(世界初公開)
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躍動感あふれるティラノサウルス『スタン』

これまでの大規模恐竜展とは異なるアプローチで恐竜の生態に迫る『恐竜科学博』。

カップルには、水・金・土・祝日・特定日に開催される18:00以降のナイトミュージアムがおすすめです。

(c)DinoScience 恐竜科学博製作委員会

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【『Sony presents DinoScience 恐竜科学博~ララミディア大陸の恐竜物語~ 2021@YOKOHAMA』】
◇公式ホームページ:https://dino-science.com/
◇会期:2021年7月17日(土)~9月12日(日)
◇開場時間:
月・火・木・日:9:00-18:00(最終入場17:30)
水・金・土・祝日・特定日(8/7-8/15):9:00-21:00(最終入場20:30)
◇チケット料金:
・平日チケット:大人2,800円/中学生-18歳2,000円/4歳-小学生1,400円
・日時指定チケット:大人3,000円/中学生-18歳2,200円/4歳-小学生1,600円
 ※土曜・日曜・祝日・特定日(8/7-8/15)
・ナイトミュージアムペアチケット:5,000円(2名様同時入場限定)
 ※水曜・金曜の18:00-21:00
◇会場:パシフィコ横浜 展示ホールA
◇アクセス:
・みなとみらい線(東急東横線・副都心線直通)「みなとみらい駅」徒歩約5分
・JR京浜東北線・横浜市営地下鉄「桜木町駅」より徒歩約12分
***関連リンク***
■パシフィコ横浜(公式ホームページ)

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