【レポ】乃木坂46@横浜アリーナ11thバスラ5daysライブレポ
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『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』Day1(全体ライブ)©乃木坂46LLC
『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』が2月22日からの全5日間横浜アリーナにて開催。全日程のライブレポートをお届けします。
1.バスラ初日は全体ライブ、リクエスト上位20曲で11年間を振り返る
2.世代交代に成功した乃木坂を印象づけた期別ライブ
3.秋元真夏卒業コンサート、センターポジで躍動も最後までらしさ全開
※本記事内の金額・料金表示はすべて税込です
※掲載内容は2023年2月26日現在です
1. バスラ初日は全体ライブ、リクエスト上位20曲で11年間を振り返る
乃木坂46が恒例バースデーライブを横浜アリーナにて開催、5日間で6万人を動員した全日程を振り返る

CDデビュー11周年を迎えた乃木坂46が、毎年恒例のバースデーライブ(通称「バスラ」)『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』を、2023年2月22日(水)から26日(日)横浜アリーナにて開催。

22日は全体ライブ、23-25日は3-5期生による期別ライブ、26日はキャプテン・秋元真夏の卒業コンサートとして展開された、5Days公演をまとめて振り返ります。

※写真はすべてオフィシャル提供です(©乃木坂46LLC)

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『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』Day1(全体ライブ)
乃木坂46がCDデビューした2月22日(水)はメンバー全員出演(※)の全体ライブを開催。最後の1期生・秋元真夏、最後の2期生・鈴木絢音の卒業を間近に控えるなか、ライブは乃木坂46の未来を担う3-5期生を中心にパフォーマンス。

乃木坂46では今回のライブから『マスク着用』を条件に、ライブ中の<声出し>を解禁ということで、11thバスラのオープニングは通常のライブでは最後に披露されることが多い『乃木坂の詩』。

キャプテン・秋元が「皆さんも一緒に歌ってください!」と声をかけ、メンバーと観客が一体となり、会場全体に歌声を響かせる盛大なオープニングとなった。

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『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』Day1(全体ライブ)
この日のセットリストは、全255曲におよぶ乃木坂46の楽曲から、ファンが聴きたい曲上位20曲を中心に披露。20位の『夜明けまで強がらなくてもいい」(M2)から、カウントダウン形式で進行。

アンダー楽曲『日常』(M4/18位)は、卒業した2期生・北野日奈子のポジションを、同期の鈴木絢音がセンターを務めた。

『言霊砲』(M10/12位)では、久保史緒里、山下美月、与田祐希の『いもうと坂』3名が、成長した姿をファンに届けました。

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『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』Day1(全体ライブ)
中盤ではランキング発表は一旦休止し、2022年を楽曲とともに振り返るブロックに。M12『絶望の一秒前』として、グループに合流して1年を過ぎた5期生が、この1年で成長した姿をファンにアピール。

つづいて4期生の中西アルノが、ステージ中央でスポットライトを浴び、神妙な面持ちで語り始めた。

「今日までの1年間、私にはこの歌を伝える権利はないと思っていたし、今でもそれを完全に払拭できたとは思っていません。」「…それでも、私はこの曲が好きで、この曲を通して出会えた人たちが大好きです。」「今日は、そのことが少しでも皆さんに伝わりますように…聞いてください。『Actually』」と手を震わせながらスピーチし、自身のセンター曲を圧巻のパフォーマンスを披露。

曲終わりには、間違いなくこの日一番の、大きくて暖かい拍手と声援が会場の12,000人から贈られた。加入前の行動についてSNSや週刊誌で騒がれ、約2か月の活動を自粛し沈静化を図ったが、乃木坂の未来を担う逸材であり真摯に活動するアルノを、真のファンはとっくに認めている。堂々としたスピーチとパフォーマンスをみせた少女と、それを称える観客のやりとりが胸アツだった。

そして夏の全国ツアーで座長を務めた賀喜遥香の煽りで、自身のセンター曲『好きというのはロックだぜ!』(M16)は、発表後初の声出し解禁を受け、アゲアゲ曲の本領を発揮。会場全体から盛大なシンガロンガ沸き起こり、白のメンバータオルを振り回し観客とメンバーが一体化。エンタメに日常が戻ってきたことを実感した。

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『乃木坂46 11th YEAR BIRTHDAY LIVE』Day1(全体ライブ)
M24の『僕は僕を好きになる』(10位)からカウントダウンに戻り、『帰り道は遠回りしたくなる』(M31/3位)は遠藤さくら、『ありがちな恋愛』(M32/2位)は山下美月と賀喜が、センターを担当。

そしてM33/リクエスト1位として、多くのメンバーも一番好きとあげる神曲『きっかけ』を披露し、本編を締めくくった。

アンコールでは『ガールズルール』『ダンケシェーン』『君の名は希望』を披露。

新キャプテンに梅澤美波が襲名するサプライズ発表を受け、梅澤は「これからの乃木坂を引っ張っていくには、この重みと怖さを吹き飛ばしていく強さが必要です。ファンの皆さんが楽しんで追いかけられるグループになれるよう、私なりに少しずつ頑張っていきたいと思います」と宣言し、大きな声援が贈られバスラ初日は幕を閉じた。

©乃木坂46LLC

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