1. 各回の達成感が癖になる!案内つきで気軽な街道あるきが楽しい!
中高年世代での健康&体力維持にもつながる新たな趣味として、各旅行会社がこぞって企画し大人気の街道ウォーキングツアー。
他社よりも短期間&割安な予算で日本橋から京都までの東海道完歩を目指せる、小田急電鉄主催の東海道ウォーキングツアー『小田急まなたび 歩いて巡る東海道五十三次』をご紹介します。
五街道の起点、東京・日本橋
徳川家康が江戸時代に整備した『五街道』の1つであり、日本で最も有名な道『東海道』。
東京・日本橋を起点に、横浜・箱根・静岡などを経て京都・三条大橋に至る全長約492kmを、鉄道が無かった当時の暮らしや旅に思いを馳せながら、自らの足で完歩を目指す東海道ウォーキング。、
保土ヶ谷の一里塚跡。車で通過しても気づかないことが多い
歩く旅は、車や電車では一瞬で通り過ぎ気づかなった景色や、その土地に流れる空気感、ユニークな建物やマンホールなど、それぞれの視点でゆっくりと楽しめるのが最大の魅力。
江戸五街道をテーマに歩くことで、江戸時代に栄えた旧道をできる限り辿りながら、一里塚跡や関所跡などの名残を巡ることで、まるで江戸時代にタイムスリップしたような体験ができます。
各宿場町に整備された解説版などを見逃さないのもツアーのメリット
街道ウォークに長けた専門ガイドの道案内&解説により、時間と手間のかかる下調べなしで旧道に沿って歩き、要所毎の詳しい解説を聞けたり、見どころを漏らさずに歩けるのがツアーに参加する最大のメリット。
『イヤホンガイド』という無線受信機を当日貸与してくれるので、ガイドさんから離れていても案内や解説を聞けるので安心。歩きながら、今まで知らなかった学ぶ楽しさがある、まさに『まなたび(学ぶ旅)』です。
東海道のゴール:京都・三条大橋を歩いてめざそう!
小田急の東海道ツアーは、観光要素を抑え1日の歩行距離が約15kmと長め。
そのため、各社が日本橋から京都まで平均約2年半かかるところを、わずか1年半という短期間で完歩でき旅行代金も割安です。
また、現地集合・現地解散型で、食事もフリーが多く、自由度が高いのも特徴です。
一方で、ゆっくりと街道歩きを楽しみたい方は、1日に歩く距離が短く観光要素も多い、クラブツーリズムや阪急交通社の東海道ツアーがおすすめ。
各社とも一人参加者が多く、同じ趣味を持つ新たな仲間が簡単にできるため「毎月の街道ツアーで話しながら歩くのが楽しみ」という方が殆どです。
小田急の東海道は2024年2月スタート、クラブツーリズムは2024年3月スタート、阪急交通社は2024年4月スタートで、それぞれ申込を受付中。
各社とも人気があるので、自身のスタイルに合うツアーを早めに申し込み、街道ウォーキングにチャレンジしましょう!
(取材・文・撮影:落合 宏樹)