1. 広瀬すず初のコメディ映画「一度死んでみた」公開直前イベント
広瀬すずが初のコメディに挑戦した映画「一度死んでみた」の公開直前イベントが、2020年3月10日(火)『青山迎賓館』(東京・南青山)のチャペルにて開催されました。
ピンクのキャンドを手に登場する広瀬すず
ヒット祈願イベントといえば通常、神社やお寺が多いが、今回のイベントは異例のチャペルでの実施。
集まった大勢のカメラマンに見守るなか、本作のテーマカラーであるピンク色にライトアップされたチャペルに、主演の広瀬すず、吉沢亮、堤真一が祈りを込めたピンクのキャンドルをもって登場しました。
青山迎賓館のチャペルで大ヒットを祈願
厳かな雰囲気のなか、浜崎監督とプロデューサーらスタッフとともに牧師のお言葉に耳を傾け、映画の大ヒットを祈願。
本作はいまだ反抗期継続中のこじらせ女子大生・七瀬(広瀬)が、「2日間だけ死んじゃう薬」を飲んで仮死状態になってしまった大嫌いな父親・計(堤)を、生き返る前に火葬されるピンチから救うべく、計の秘書・松岡(吉沢)と共に奔走するハートフルコメディ。
本作に登場するデスメタルバンド『魂ズ』のライブ名『ミサ』にちなんで『大ヒット祈願ミサ』が行われました。
撮影時の裏話で当時を思い出し爆笑する3名
トークショーでは、本作の一番のみどころについて広瀬が「初めてのコメディは共演者の皆さんがすごすぎて…私のことは温かい目で見守ってください」とはにかみながら挨拶。
謙遜する広瀬を横目に浜崎監督は「こんな広瀬さんは見たことない!という表情やお芝居が盛りだくさん。ぜひ楽しみにしてください」と自信たっぷりに答えていた。
吉沢は「すずちゃんのコメディエンヌぶり。あと、デスメタルバンドのライブシーンの完成度もすごい」と、『魂ズ』のヴォーカル役の広瀬を絶賛。広瀬は「魂ズは売れないバンドの設定なんですけど、(共演の)大友康平さんが現場で『めちゃくちゃ売れるよこれ』と大絶賛してくれた」というエピソードを披露した。
真剣な表情で締めくくった広瀬すず
本作に纏わる懺悔をあかすコーナーで広瀬が「台詞とはいえ、汚い言葉遣いを反省した」と語り、アドリブで発した「臭ぇんだよ!」について堤に直接謝罪するなど、1年半前の撮影時を仲良くふりかえった。
最後の挨拶で広瀬は「笑って泣ける作品です。こんな状況だからこそ、少しでも早く日本に笑いやあたたかい気持ちが気持ちが届くよう、この作品が背中を押せればいいなと思います」と真剣な表情で語り、大ヒット祈願ミサイベントは幕を閉じました。
新型コロナウイルスの被害拡大が止まらず、3月19日頃までの感染リスクの高い行動の自粛が求められるなかではあるが、こんな状況だからこそエンターテインメントは必要。
ぜひ早期に収束し、映画館で大勢の方が広瀬すずが全力で演じたコメディアン作品で、大いに笑って感動してもらいたい。
©2020 松竹 フジテレビジョン
(取材・文・撮影/落合 宏樹)