1. アンバサダーの杏が会場を体験、印象派を体感する圧倒的映像美
印象派の世界感をテーマに、アートの世界に飛び込む体験型イベント『Immersive Museum』が、日本橋三井ホールにて2022年7月8日(金)よりスタート。
展示会場のみどころや楽しみ方をレポートします。
「絵の世界に入り込めるという没入感が、初めて体験できました」(杏)
世界的に有名な芸術作品の数々を、最先端のテクノロジーで蘇らせた『Immersive Museum』。演劇やアート、エンターテインメントの各ジャンルで世界的なトレンドとなっている<Immersive=没入感>をキーワードとする、新たなアート体験プログラムです。
2022年7月8日(金)からの開幕に先がけ、前日6日(木)に開催されたプレス向け内覧会に、アンバサダーを務める女優の杏さんが登場しました。
杏さんは「印象派の作品を初めて見た時に、実際の距離感で目の前に立つことで、彼らがどういう風景を描こうとしたのかが実感できましたが、更に今回、最新技術を使うことで、その絵の世界に入り込めるという没入感が、初めて体験できました」と感想を述べ「部屋の中なのに風さえ感じる気がしました。たくさんの方に味わっていただきたいです」とコメントしました。
テーマは『"印象派" IMPRESSIONISM』
杏さんが登場したイベント終了後に、会場内を取材。
高さ6メートル、約700平方メートルの広大な屋内空間に、特別な音響効果と壁面・床面全てに投影される没入映像を組み合わせ、名画の世界を再現。
日本開催第一弾となる今回のテーマは『"印象派" IMPRESSIONISM』。
世界的に人気の高いクロード・モネの『睡蓮』や、ドガの『踊り子』、ルノワールの『ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』といった、印象派の名画の数々を映像化しました没入映像を投影。
印象派の作家たちの視点で見た作品世界は斬新で、参加者はその空間内を自由に歩き回ることができ、『見る』『鑑賞する』といった行為を超え、全身で名画の世界に飛び込んだような<究極のアート体験>が楽しめます。没入感スゴ・・・。
目を離すとすぐサボろうとする《ボート漕ぎ》
展示ホールを出た壁面には、デジタルを駆使したインタラクティブでユニークな2作品も展示されていました。
《ボート漕ぎ》は、カイユボットが1877年に、川でボートを漕ぐ人たちを描いた作品ですが、本作品では目を離すとすぐサボろうとするかも…。
《猫と眠る少女》は、1888年にルノワールが描いた、ルノワールの絵画で一番大きいと言われる作品。本作品では、目を離すと、アンジュール(少女)がイタズラしてくるかもしれません。
目にも美味しいドリンクを販売
展示ホールと同じフロアに、スイーツやアルコールなどを提供する『Cafe&Bar』エリアを展開。
『Immersive Museum』で取り上げる印象派の作品群からインスパイアされたコラボニューを味わえます。
さらに、作品をモチーフとしたオリジナルグッズを販売する特設ショップも併設されていました。
印象派の作家たちの視点で見た作品世界
圧倒的没入感
オリジナルグッズやドリンクなどを販売
『森の風鈴小径』(福徳神社横通路)
印象派の名画の数々に飛び込んだかのような没入型アート体験。
隣接する日本橋エリアでは、9月4日(日)まで恒例の夏イベント『ECO EDO 日本橋 2022~五感で楽しむ、江戸の涼~』が開催されているので、あわせて楽しみましょう。
▼ECO EDO 日本橋 2022~五感で楽しむ、江戸の涼~
https://www.nihonbashi-tokyo.jp/ecoedo/
(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【『Immersive Museum』(イマーシブミュージアム)】
◇公式ウェブサイト:
https://immersive-museum.jp/
◇開催期間:2022年7月8日(金)~2022年10月29日(土)
◇入場券:大人2,500円/中学生・高校生・専門学生・大学生1,500円/小学生以下無料
◇会場:日本橋三井ホール(コレド室町1 5F)
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◇アクセス:
・東京メトロ銀座線・半蔵門線「三越前駅」直結
・東京メトロ「日本橋駅」から徒歩7分
・JR山手線・中央線・東海道線「東京駅」日本橋口から徒歩9分