1. 松井玲奈が主演映画『よだかの片思い』公開記念舞台挨拶に登壇
映画『よだかの片思い』公開記念舞台挨拶が2022年9月17日(土)『シネ・リーブル池袋』(東京・池袋)にて開催され、主演の松井玲奈、共演の中島歩、監督の安川有果が登壇。作品への思いや撮影時のエピソードなどを語りました。
(左から)安川有果監督、松井玲奈、中島歩
映画上映後に松井らがステージに登壇すると客席からは大きな拍手が。
冒頭挨拶で松井は「この作品に沢山の方が力を貸してくださいました。私はその期待や思いに応えたいという気持ちでした」と、作品が無事に公開されたことに、感謝を述べました。
原作のファンを公言する松井は、長らく映画化を熱望してきた。
監督が「原作を愛する松井さんで良かったなと思うことが何度もありました」が語ると松井は「でも、すごくうるさかったと思います。いま思い返すと、本当にうるさかったなと…」と、申し訳なさそうに当時のオンラインミーティングを振り返った。
「めちゃめちゃエゴサしてます」(松井)
作品の感想は気になりますか?というMCの質問には「めちゃめちゃエゴサしてます」と笑いながらきっぱり。
「ハッシュタグありの『よだかの片想い』も調べますし、なしも両方見てます」と明かし「すごくありがたい、嬉しいなと思いながら、みんなに『いいね』してます」と明かすと、MCが「松井さんに『いいね』してもらえるそうですよ…皆さん」と呼びかけた。
「アイコが作った唐揚げを雑に食べていたのがショックでした」(松井)
印象に残ったシーンについて「試写を観てショックだなと思ったのが(中島演じる)飛坂さんが、アイコが作った唐揚げを雑に食べていたところ」と振り返った松井。
「もちろん、お芝居なのは分かっていましたが、知らない瞬間にそういう顔をするんだと思って。ビックリしました」と明かすと中島は「あそこは安川さんに適当にほおばって・・・と言われたんです。僕は性根の優しい男なので、そういうアイデアは出ないです」「僕自身は心を鬼にしながらやってたので、許してください」と苦笑いしながら釈明した。
「ぜひSNSに感想をあげてください」(松井)
最後に松井は「今日はこうして映画を受け取っていただけることができて嬉しいです。皆さんの中で好きなシーンだったり、ここはどういうことだろう?ということがあれば、ぜひSNSに感想をあげていただけたら嬉しいなと思います」と挨拶。
安川監督は「この映画は顔にアザがある主人公の物語ですが、特別視せず彼女の日常に寄り添うことを意識しました。感想よろしくお願いします」と呼びかけた。
島本理生の傑作恋愛小説を映画化した映画『よだかの片思い』は2022年9月16日(金)より全国公開中です。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)