1. 真っ赤なドレスで200点スピーチ、ラストは自身初のセンター曲を披露
日向坂46・影山優佳(愛称・影ちゃん)の卒業セレモニーが2023年7月19日(水)東京国際フォーラム ホールAにて開催されました。
影山クイズなどバラエティ豊かな内容で構成
影山は、2016年5月に『けやき坂46』(通称・ひらがなけやき)に加入。一時は学業(アイドルしながら偏差値78の筑波大付属筑波高に在籍し超難関大学を受験!)のため休業し、復帰後は圧巻のクイズ力や、元日本代表も認めるサッカーの知識を活かしたW杯解説など、グループの知名度アップにも貢献してきた。
影山の選んだラストステージは、歌はもちろん「影山優佳のやり残したこと」として、バラエティ豊かな内容で、自分自身が楽しむ姿も含めて、ファンに届ける内容となった。
Tokyo FM『日向坂46のほっとひといき!』公開収録
影山が真っ先に提案した企画という、自身がパーソナリティを務めていたTokyo FM『日向坂46のほっとひといき!』の公開収録も実施。
現在もパーソナリティを務める佐々木美玲から無茶振りされ、即興ラップにチャレンジしたが、途中で「止めて~!」と珍しくギブアップする場面が微笑ましかった。
『誰よりも高く跳べ!2020』では大サビ前のアオリも影山が担当
ライブパートでは、全体曲や自身のユニット曲などを披露。
『誰よりも高く跳べ!2020』では、グループの転機なった2018年日本武道館公演の最終日、Wアンコールで同曲を披露した際、影山が絶叫したシーンが脳裏をよぎる。
ライブ定番のキラーチューンを、最後のステージで四期生も全員で歌い踊り、大サビ前のアオリも影山が担当し、満面の笑顔で「跳べー!!!」と声を上げました。
最初で最後のセンター曲『友よ 一番星だ』を披露
インタビューVTRではオーディションに参加した経緯、休業中に「このままフェードアウトしてったらいいな」と考えていたことなどが赤裸々に語られる。
そして、ステージには真っ赤なドレスに身を包んだ影山優佳が登場。便せん6枚にわたるメッセージは、マルチ才女ならではの完璧な構成&プレゼン力を発揮した200点満点のスピーチ。
かなり久々に「あなたのハートにゲーゲンプレス!日向坂46の影山優佳です!」のキャッチコピーを聞くこともでき、ひらがな結成時からのいちファンとしても大満足。
影山へのサプライズで<始まりの曲>『ひらがなけやき』をアカペラで合唱すると、この日はじめて影山は目をうるませ、後輩からのメッセージでは大粒の涙を流していた。
ラストは、影山のために書き下ろされた最初にして最後のセンター曲『友よ 一番星だ』を披露。
15歳でグループに加入、休業や耳の特性でのライブ休演なども乗り越えた影山の、アイドルとしてのラストステージは影ちゃんらしさ全開で幕を閉じました。
今後も活躍間違いなしの、マルチタレント・影山優佳に要注目です。
(取材・文:落合 宏樹、カメラマン:上山陽介)