柚木麻子の傑作小説を岡田将生×木村文乃のW主演で映画化
超モンスター級【痛い男】"伊藤"が女たちを狂わせる
2018年1月12日(金)全国ロードショー
原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す【痛男】“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の傑作小説。映画公開に先駆け2017年に夏ドラマとして、キャストを同じくして放送されたのも記憶に新しい。
私はドラマ版は見ておらず、原作小説も読んでいない、映画鑑賞のみのシンプルなレビューですが、登場人物全員が確かにかなり"痛い"。他人の恋愛を覗き見しているかのようなハラハラ感が独特。5人の女性の行動はかなり"無様"ですが、いつだって恋愛は、ハタから見れば不器用で無様なもの。それでも、好きにならずにはいられません。
全く共感できない最悪の【痛男】"伊藤"を、岡田さんが全力で演じています。【毒女】莉桜vs【痛男】伊藤の本音と本音が激しくぶつかり合うクライマックスシーンは、見応えあり。鑑賞後は「やっぱり恋愛っていいな」と思える、おすすめのデートムービーです。
カップルに | ★★★★☆ | ラブラブ | ★★★★★ |
女性に | ★★★★★ | 爽快感 | ★★★☆☆ |
男性に | ★★★★☆ | スリル | ★★★☆☆ |
子供に | ☆☆☆☆☆ | 社会性 | ★★★★☆ |