特選映画
伊藤くん A to E
伊藤くん A to E
©「伊藤くん A to E」製作委員会
【作品情報】
  • 邦題:伊藤くん A to E
  • 原作:柚木麻子「伊藤くん A to E」(幻冬舎文庫)
  • 監督:廣木隆一
  • 主なキャスト:岡田将生 木村文乃 / 佐々木希 志田未来 池田エライザ 夏帆
  • 上映時間:126分
  • 上映方式:2D
  • 制作年国:2017年/日本
  • 映倫区分:G
  • 配給:ショウゲート
  • <INTRODUCTION>

    柚木麻子の傑作小説を岡田将生×木村文乃のW主演で映画化

    超モンスター級【痛い男】"伊藤"が女たちを狂わせる

    <STORY>
    落ち目の脚本家・矢崎莉桜は、“伊藤”という男について悩む【A】~【D】4人の女たちの切実な恋愛相談を、新作脚本のネタにしようと企んでいる。心の中で毒づきながら「もっと無様に」なるよう巧みに女たちを誘導、そんな莉桜の前に“伊藤”が現れる。
    “伊藤”は莉桜が主宰するシナリオスクールの生徒。中身が無く、いつも口先だけの彼が、なぜか莉桜と同じ4人の女たちについての脚本を書いていたのだ。しかもそこには、莉桜のネタにはない5人目【E】の女が存在し…。
    “伊藤”の狙いは一体何なのか―。莉桜は徐々に追い詰められていく。
    映画公開情報

    2018年1月12日(金)全国ロードショー

    "デートマスター"による「ネタバレなし本音レビュー」

    原作は、容姿端麗だが自意識過剰で無自覚に女性たちを振り回す【痛男】“伊藤”を軸に、【A】から【E】、5人の女の無様な恋愛と成長を1章ずつのエピソードで描いた柚木麻子の傑作小説。映画公開に先駆け2017年に夏ドラマとして、キャストを同じくして放送されたのも記憶に新しい。
    私はドラマ版は見ておらず、原作小説も読んでいない、映画鑑賞のみのシンプルなレビューですが、登場人物全員が確かにかなり"痛い"。他人の恋愛を覗き見しているかのようなハラハラ感が独特。5人の女性の行動はかなり"無様"ですが、いつだって恋愛は、ハタから見れば不器用で無様なもの。それでも、好きにならずにはいられません。
    全く共感できない最悪の【痛男】"伊藤"を、岡田さんが全力で演じています。【毒女】莉桜vs【痛男】伊藤の本音と本音が激しくぶつかり合うクライマックスシーンは、見応えあり。鑑賞後は「やっぱり恋愛っていいな」と思える、おすすめのデートムービーです。

    カップルに★★★★☆ラブラブ★★★★★
    女性に★★★★★爽快感★★★☆☆
    男性に★★★★☆スリル★★★☆☆
    子供に☆☆☆☆☆社会性★★★★☆
    オフィシャルWEBサイト

    ito-kun.jp

    (掲載内容は2017年12月5日現在のものです)
    伊藤くん A to E
    メインポスター
    伊藤くん A to E
    場面写真
    伊藤くん A to E
    場面写真
    伊藤くん A to E,池田エライザ
    場面写真
    ©「伊藤くん A to E」製作委員会
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