総製作費3憶ルーブルのロシア発SF超大作
冷戦下、遺伝子操作で生まれた超人戦士たちが、世界の危機に立ちあがる!
2018年1月20日(土)新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー
キャッチコピーのとおり、ハリウッド超大作のような規模で製作された驚きのロシア映画。まさにロシア版『X-MEN』のような超人たちの物語ながら、随所にロシア映画らしさが観られ「完成されすぎていない面白さ」がある。
超人戦士4人が能力を駆使して戦うアクションシーンの格好良さは圧巻で、ふんだんに使われたVFXもハリウッド大作並にすごい。
一方で、善玉軍団VS悪玉のパワーバランスの悪さや、クライマックスの展開が予想外に安易なところなど、突っ込みどころも満載だが、アメリカや日本のSFにはない『味』があって良い。89分と短いのでテンポも良く、最初から最後まで一気に進む。
『X-MEN』シリーズのように続編(があるならば)にも期待したい。デートムービーとして気軽に楽しめ、鑑賞後の会話も弾みそうな爽快アクションSF大作だ。
カップルに | ★★★★☆ | ラブラブ | ★☆☆☆☆ |
女性に | ★★★☆☆ | 爽快感 | ★★★★★ |
男性に | ★★★★★ | スリル | ★★★☆☆ |
子供に | ★★★☆☆ | 社会性 | ★★★★☆ |