特選映画
坂道のアポロン
坂道のアポロン
©2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 © 小玉ユキ/小学館
【作品情報】
  • 原作:小玉ユキ『坂道のアポロン』(小学館『月刊flowers』FCα刊
  • 監督:三木孝浩
  • 主なキャスト:知念侑季、中川大志、小松菜奈
  • 上映時間:120分
  • 制作年国:2018年/日本
  • 映倫区分:G
  • 配給:東宝=アスミック・エース
  • <INTRODUCTION>

    友情と恋を描く名作コミックの実写映画化

    一生ものの友達、恋、音楽。こんな日がずっと続くと思っていた-。

    <STORY>
    医師として病院に勤める西見 薫(知念)。薫のデスクには1枚の写真が飾られていた。笑顔で写る三人の高校生。10年前の夏、二度と戻らない“特別なあの頃”の写真……。
    薫は転校先の高校で、誰もが恐れる不良、川渕 千太郎(中川)と運命的な出会いを果たす。荒々しい千太郎に不思議と薫は惹かれていき、千太郎の幼なじみの迎 律子(小松菜奈)の誘いにより、やがて音楽で絆を深めていく。ピアノとドラムでセッションし、それを笑顔で見つめる律子。三人で過ごす楽しい日々。やがて薫は律子に恋心を抱くが、律子の想い人は千太郎だと気付いてしまう。
    切ない三角関係ながら、二人で奏でる音楽はいつも最高だった。しかしそんな幸せな青春は長くは続かなかった-。
    映画公開情報

    2018年3月10日(土)全国東宝系公開

    "デートマスター"による「ネタバレなし本音レビュー」

    すっかり定番となった人気コミックの実写映画化。『ホットロード』 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を手がけた三木孝浩監督が、「このマンガがすごい!(2009オンナ編)」第1位、第57回小学館漫画賞に輝いた原作をリスペクトしつつ、映画版のオリジナル要素と展開も盛り込まれています。
    映画ならではの音楽効果が最大限に発揮されるのが、文化祭での『ジャズセッション』で、男女問わず感動必至。中川大志の笑顔が本当にいい。セリフなしで表現できる小松菜奈の演技力もさすが!
    原作と微妙に異なる千太郎が姿を消す理由や、律子と離れている10年間の描き方が浅く、本作の主要テーマ「一生ものの友情・恋」が薄くなったのは残念。
    そんな残念感を吹き飛ばし、余韻にたっぷり浸らせてくれるのがエンディングに流れる主題歌『坂道を上って』。本作のため書き下ろした小田和正の新曲は、作品のイメージにピッタリです。
    ちなみに原作では、薫と千太郎のセッションに、律子も歌で参加します。映画で小松菜奈がどんな歌声を披露するのかは、映画を観てのお楽しみ(ニヤリ)。
    原作ファンも大満足・・・とまでは言えないかも知れないが「映画版はこれでOK」なデート向き青春ムービーです。おすすめ!

    カップルに★★★★☆ラブラブ★★★★☆
    女性に★★★★☆爽快感★★★☆☆
    男性に★★★★☆スリル★★☆☆☆
    子供に★★★☆☆社会性★★☆☆☆
    オフィシャルWEBサイト

    http://www.apollon-movie.com/

    (掲載内容は2018年2月10日現在のものです)
    坂道のアポロン
    (WEB用場面写真)
    坂道のアポロン
    (WEB用場面写真)
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    (WEB用場面写真)
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    ©2018 映画「坂道のアポロン」製作委員会 © 小玉ユキ/小学館
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