特選映画
『ハウ』
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©2022「ハウ」制作委員会
【作品情報】
  • 邦題:ハウ
  • 原作:『ハウ』斉藤ひろし(朝日文庫)
  • 監督:犬童一心
  • 脚本:斉藤ひろし 犬童一心
  • 主なキャスト:田中圭、池田エライザ、石田ゆり子(ナレーション)、石橋蓮司、宮本信子
  • 主題歌:GReeeeN「味方」
  • 上映時間:118分
  • 制作年国:2022年/日本
  • 映倫区分:G
  • 配給:東映
  • <INTRODUCTION>

    「もう一度、君に会いたい」かってない優しいラストに涙する愛犬物語

    ワン!と鳴けない犬と気弱な青年。運命的に出会った2人はずっと一緒のはずだった

    <STORY>
    婚約者にあっさりフラれ、人生最悪な時を迎えていた市役所職員・赤西民夫(田中圭)。
    横浜で一人空虚な日々を送る彼は、上司からの勧めで、飼い主に捨てられて保護犬になってしまった真っ白な大型犬を飼うことになってしまう。犬はワンと鳴けず「ハウッ」というかすれた声しか出せない。とびっきり人懐っこいこの犬を、民夫は“ハウ”と名付け、1人と1匹の優しくて温かい日々が始まった。民夫にとって最初は戸惑うことも多かったハウとの暮らしだったが、何をするにもいつも一緒な“2人”の絆は次第に深まり、いつしかかけがえのない存在となっていった。ハウと民夫の最高に幸せな時間はずっと続くと思っていたのだが・・・。そんな時、突然ハウが姿を消す。あらゆる手段を尽くしてハウを探す民夫だが、無情にも「ハウによく似た白い大型犬が事故死した」という情報がもたらされる。しかし、横浜から遠く離れた北の地でハウは生きていた!偶然のアクシデントが重なり、ハウは青森まで運ばれてしまったのだ。
    ハウは、大好きな民夫の声を追い求め、「もう一度、君に会いたい」という一心で青森から横浜・798キロの道のりを目指す。民夫はハウがいないという現実に苦しみもがきながらも、少しずつ向き合おうとする。民夫のそばで優しく寄り添う同僚の足立桃子(池田エライザ)の支えもあり、皆それぞれに悲しみを抱えながら生きていることを学んでゆく。一方、ハウは民夫を探して走る道中で、悩みや孤独、悲しみを抱えた人たちと出会う。震災の風評被害に心を痛める女子中学生の麻衣(長澤樹)。愛する夫(石橋蓮司)を亡くし、ひとりで傘屋を営む老女・志津(宮本信子)。深刻なDV被害に遭い、修道院のシェルターに保護された若い女性・めぐみ(モトーラ世理奈)。彼女たちに寄り添い心を癒していく。果たして、長い旅路を経てハウと民夫はもう一度再会することができるのか――。そこには、優しすぎる結末が待っていたーー。
    映画公開情報

    2022年8月19日(金)ROADSHOW

    "デートマスター"による「ネタバレなし本音レビュー」

    ワン!と鳴けない保護犬「ハウ」と、気弱でお人好しな青年「民夫」(田中)が出会い、かけがえのない関係を築くも、アクシデントで遠く離れてしまう物語。
    ペットを飼った経験がある人なら、民夫の気持ちが痛いほど伝わり、民夫に会うために走りつづける「ハウ」に心うたれること間違いなし。
    本作のために書き下ろされたGReeeeNのオリジナル曲「味方」が爽やかな感動を与えてくれる。
    冒頭で民夫をどん底に落とす婚約者(深川麻衣)のクズっぷり(でも可愛い)が、チョイ役ながら存在感あり。
    「かってない優しいラスト」に共感できるかは見る方次第。私は…自分主義なので「ちがうだろ~~~」って思いましたが、民夫のキャラ的には納得です。

    本作をおすすめする3つの理由
    1.保護犬・ハウと気弱な青年(田中圭)の関係にホッコリ
    2.民夫の心の支えとなる同僚・桃子(池田エライザ)の存在に救われる
    3.「かってない優しいラスト」をどう感じるか

    カップルに★★★★☆ラブラブ★★★★☆
    女性に★★★★☆爽快感★★★☆☆
    男性に★★★★☆スリル★★★☆☆
    子供に★★★★☆社会性★★★★☆
    オフィシャルWEBサイト

    ◆公式Web:https://haw-movie.com/
    ◆公式Twitter:@haw_movie2022
    ◆公式Instagram:@haw_movie2022

    (掲載内容は2022年8月10日現在のものです)
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