1. ポスター&原画などでジブリの30年を振り返る
特別企画『
ジブリの大博覧会~ナウシカから最新作「レッドタートル」まで~』が六本木ヒルズ展望台 東京シティビューにて、2016年7月7日(木)から9月11日(日)まで開催中。未公開を含む原画、当時の資料、広告宣伝物などでスタジオジブリの30年の歩みを体感できるファン必見の展覧会。もちろん海抜250メートルからの眺望も併せて楽しめます。
『レッドタートル ある島の物語』展
会場は5つのエリアで構成され、まずは9月17日公開のジブリ最新作『レッドタートル ある島の物語』展。マイケル・ドュドク・ドゥ・ヴィット監督による本作品公開前に、原画やパネルでご紹介。
『スタジオジブリへようこそ』
つづいてメインとなる『ジブリの大博覧会』展エリアへ。まずは大きなトトロがカウンター内でお出迎えする『スタジオジブリへようこそ』コーナー。ジブリの遊び心がギュギュッと詰まっているので、隅々まで見てみよう。階段の上にはおなじみの・・・。
25作品のポスターがズラリ
その先が『ポスタールーム』。ジブリが手がけた25作品の劇場用ポスター類がズラリ。何気なく展示されているが、ポスターの横にはポスター原画やイメージボードなど貴重なものばかりで驚かされる。中でも『風の谷のナウシカ』のB1ポスターは現存する最後の1枚とか。お見逃しなく。
『風の谷のナウシカ』最後の1枚
このコーナーに『ジブリの宣伝コピー』のボードがある。鈴木プロデューサーがコピーライターの糸井重里さんとの出会いで学んだことについて書かれたものですが、私も宣伝に携わる者として心に響いたので、ご紹介させていただきます。
「宣伝だからといって大衆におもねってはいけない。大事なのは格調と品格。」
たしかにジブリのコピーは秀逸です。特に『生きろ。』(もののけ姫)『トンネルの向こうは、不思議の町でした。』(千と千尋の神隠し)は素晴らしい。