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初めての富士登山☆ナビ/準備編
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2016年9月初旬に初挑戦で初登頂!
誰もが一度は登ってみたい、日本のシンボルで世界遺産の富士山頂。恋人や家族とチャレンジすれば、固い絆が生まれます。登山素人の私が家族でチャレンジした実経験を踏まえ、富士登山のコツをご紹介します。
1. 快適装備と準備で登頂成功率は格段に高くなる
※掲載内容は2016年10月1日現在のものです
1. 快適装備と準備で登頂成功率は格段に高くなる
一生に一度は富士登山!世界遺産認定で、富士登山はますますメジャーに。夏の山開き期間(約2か月)だけで、毎年約30万人(八合目を通過者数)が頂上を目指しています。恋人や家族とチャレンジし、圧倒的な達成感と固い絆を手に入れましょう。登山無縁の私が2016年9月に中学2年の娘と初挑戦/初登頂した実経験をご紹介します。
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富士山のてっぺんに立つと、人生観が変わる
まずは「どのルートか」「いつ登るか」「個人かツアーか」を検討。登山道は4つのルート(吉田、須走、御殿場、冨士宮)がありますが、初チャレンジなら「吉田ルート」でしょう。登山者の約6割が利用し、山小屋も多く安心です。吉田ルートの開通期間は例年7月1日から9月10日前後で、残雪状況や気象情報で変更となります。
個人かツアーかは好みですが、バスツアー参加が最もお手軽。私はマイカーで行きましたが、下山後は疲れきっていて、帰りの運転がこたえたました。次回はおそらく高速バスを利用します。
<主な団体ツアー実施社>(2017年ツアーの販売開始は未定)
■サンシャインツアー
■VIP LINER
■クラブツーリズム
■はとバス 富士登山ツアー(首都圏発)
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(左が30L、右が50L。荷物が重いと体力を消耗)
次に決めるのは登山行程。吉田ルートの歩行時間目安は、小休憩を含め登り7時間45分、下り3時間50分。未経験者ならさらに必要。登山パターンは主に以下の5つ。行程が決まったら、装備と(泊まりの場合は)山小屋をセレクトしよう。
A)2泊3日・・午後に五合目出発→夕方七合目付近の山小屋着(泊)ご来光を見てから出発し山頂へ。お鉢めぐりをして本八合目付近の山小屋(泊)ご来光を見て下山するか、再度山頂へ行くのもよい。高山病のリスクが少なく、睡眠時間も十分。天候不良でも山頂アタック機会が2回あり登頂成功率は非常に高い。(★☆☆☆☆)
B)1泊2日・・午前に五合目出発→夕方山小屋着(泊)ご来光を見てから出発し山頂へ。お昼前に下山開始して15時ころ登山終了。登山道の渋滞も少なく、睡眠時間も多くとれる。(★★☆☆☆)
C)半泊2日・・午前に五合目出発→夕方山小屋着(泊)深夜に出発し山頂でご来光。6時すぎに下山開始し10時ころ登山終了する人気のパターン。睡眠がとりにくく、暗闇で渋滞している登山道をひたすら山頂へ。(★★★☆☆)
D)日帰り・・5時ころ五合目出発→昼過ぎに山頂へ到着。14時ころ下山を開始し、暗くなる前に登山終了。高山病のリスクが高く、体力的にかなりハード。(★★★★☆)
E)弾丸登山・・夜間に五合目を出発し山頂でのご来光を目指し、そのまま下山。高山病のリスクが高く、体力的にも一番ハード。自治体は弾丸登山の自粛を呼び掛けています。(★★★★★)

富士登山のハイライトである〔御来光〕が選択のポイント。おすすめはBかC。私はC.半泊2日パターンで挑戦。山小屋を選ぶポイントは標高。標高が高い位置に泊まれば、体力的な登頂率は上がるものの、睡眠中の高山病リスクもあがります。私は『本八合目トモエ館』を利用しました。
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登山靴が良いと快適に歩ける

最後に装備(持ち物)を準備しましょう。富士登山最大のハードルは、所持品で代用できない装備が多く、一式揃えると10万円程度はかかること。富士山に一回登るだけなら、セットでレンタルするのがおすすめです。
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オリジナルの装備&持ち物チェックリスト
装備&持ち物チェックリストを作成しました(画像クリックでダウンロード)。体力に自信がない人は、良い装備(レンタルの場合は高いもの)を揃えるほど、登頂確率があがります。夏の富士登山に限りますが、水はペットボトルで最低限を持ち、途中の山小屋で調達し、荷物をできるだけ軽くして、体力の消耗をおさえましょう。
富士山に登る準備は以上です。あとは当日の天候と気力次第。めざせ、日本のテッペン!
***関連リンク***
■富士登山オフィシャルサイト(公式ホームページ)
■富士山五合目観光協会公式サイト(吉田口五合目)
■フジヤマNAVI(富士急行の富士山観光サイト)
■富士山ナビ(YAMAKEIオンライン)
■初心者のための富士登山(初心者のための登山とキャンプ入門)
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