1. アイドルとしての魅せ方を学ぶ表現力重視のセットリスト
「会いに行けるアイドル」をコンセプトとするアイドルグループAKB48の原点でありホームグラウンドの『AKB48劇場』。日本を代表するアイドルになった現在も、ほぼ毎日『劇場公演』が開催されています。
『アイドル修業中』公演
劇場では各チーム毎のほか、様々な公演が行われていますが、最も若手の16期生およびドラフト3期生からの選抜メンバーを主な対象にした柏木由紀プロデュース『アイドル修業中』公演が2018年5月5日(土・祝)に初日を迎えました。
公演の初日メンバーはネ申テレビの合宿で選抜。初プロデュースとなった柏木の「アイドルとしての魅せ方を劇場で学んで欲しい」という想いから、表現力重視のセットリストとなりました。
夢に向かってガムシャラにがんばれ!
公演やライブ、TVなどで活躍するメンバーを、生で観られるのも劇場公演の良さですが、まだまだ歌も踊りもMCも未熟ながらガムシャラに頑張るアイドルの原石を初期の頃から見つけて応援するのも劇場の楽しみです。
私は本番前日におこなわれたゲネプロを拝見しましたが、公演で特に輝いていたのは、ケガから復帰し顔が光っていた稲垣香織、Blue Roseで大人っぽい表情をみせた庄司なぎさ、初ステージでソロで堂々と熱唱した矢作萌夏、「目からビーム」を実践していた田口愛佳。
今後、劇場公演を積み重ね、どのメンバーが光り輝いていくのかが楽しみです。
エンディングは全員で深々とおじぎ
公演は本編14曲+アンコール3曲で、うちユニットが5曲という劇場では定番の構成。メンバー一人ひとりを目立たせたい、アピールさせたいという柏木の想いから、全体曲でも1人ずつの歌割が多いのが特徴です。
劇場で真価を発揮する楽曲『シアターの女神』『だけど…』『チームFresh推し』(『チームB推し』の本公演オリジナル版)、選抜合宿の課題曲だった『君と虹と太陽と』など、踊りや振りは少ないけれど、キャラや持ち味が出るアイドルライブらしいセットリストです。
柏木と鈴木、田口、矢作
ゲネプロ終演後には、柏木とメンバー3名が囲み取材を実施。柏木は「母親のような気持で観ていました。私の時には劇場しかなく、劇場公演を頑張ったら夢に近づくと思い修行した大事な場所。後輩にも伝わる公演にしようと考えました」。
そして「今日の公演に点数をつけるなら100点。みんなが楽しそうにキラキラ輝いていたので満点をつけます。AKBファンの方は勿論、まだ劇場に足を運んだことがない方も、劇場の良さが伝わる公演になっているので、ぜひ来てください!」と嬉しそうにアピールしました。
セクシーな衣装の庄司
ケガから復帰した稲垣
笑顔と強心臓が魅力の田口
初ステージで堂々ソロ曲を歌う矢作
『AKB48』の劇場公演を観るには『
AKB48グループチケットセンター』でチケットを購入しましょう。ほぼ全公演が抽選なので、行けそうな公演をこまめにチェックし、何度もチャレンジしましょう。