1. ミラノデザインウィーク受賞展示作品を国内初披露『#002 HIDDEN SENSES AT PARK』
『Ginza Sony Park』の実験的プログラム第二弾として『#002 HIDDEN SENSES AT PARK』が2018年9月29日(土)よりスタートしました。無料なのでデートやショッピングの合間に立ち寄りましょう。
『9. Display Board』
『ミラノデザインウィーク2018』に出展し『Best Playfulness 2018』を受賞したソニーデザインによる展示を国内初披露する『#002
HIDDEN SENSES AT PARK(日常のなかに隠された感覚)』。
生活空間に溶け込み人に寄り添うテクノロジーのあり方、心地よいインタラクションのあり方を提案したプログラムで、初展示となる4つのコンテンツを含む全14の展示を通じ、より豊かで心地よいライフスタイルの実現や、デザインとテクノロジーの融合によってもたらされる、新たな体験の創造を目指します。
『4. EMPTY JUG』
例えば写真の水差し『4.EMPTY JUG』。振動、音、光の表現により、実際に水が入っていなくても、あたかも入っているかのような触感を体験できます。
目をつぶっていたら実際に水をコップに注いでいるようにしか感じないほど、JUGから手に伝わる感覚がリアル。コップ側もJUGの動きに応じ水が揺れ、目をあけていてもリアル。どういう仕組みか説明を聞かないと全く想像できませんでした。テクノロジーってスゴイ!
『3. Material Shelf』
素材を楽しむ棚『3. Material Shelf』や、『7. Picture Wall』『9. Display Board』も感動しました。
鏡の前に数秒立ち止まると、あなたの毎日がイラストになり記録されるという『13. Skeching Portrait』もユニーク。人の気配や距離に応じ木漏れ日が差す『12.
Komorebi』、光が人に寄り添うライト『11. Dancing Light』など、どの展示も大人の遊び心をくすぐります。
さらにこのテクノロジーが、生活にどうシンクロしてくるのか考えるなど、無料とは思えないほど楽しめました。
『Ginza Sony Park』地上部
2018年8月9日(木)ソニービルのリニューアルに伴い誕生した『Ginza Sony Park(銀座ソニーパーク)』。約707平米のフラットな地上部と、地下4層の『Lower
Park』で構成された、オープンな垂直立体公園です。
変わり続ける実験的公園をコンセプトに、年間を通じて様々な驚きや遊び心、ソニーブランドを感じられる様々な体験型イベントやライブなどのプログラムを実施します。
2020年秋までの期間はフラットでオープンな公共の場として開園し、その後2022年には『公園』のコンセプトは変えずに、拡張させる形で新しいソニービルが竣工する予定です。
紙が風で揺れて意識を惹きつける
動きに応じ床や壁に木漏れ日が差す
日々の自画像をイラストで記録
左右にゆっくり揺らすと・・・
家具やお皿といった身近なオブジェクトや、生活のシナリオに浸透する『Hidden Senses』な体験。最新テクノロジーのあり方を提案する、大人が楽しい無料プログラムです。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)