1. 女性目線からの土方歳三(溝端)は「すげえ嫌な奴」
ベストセラー作家・浅田次郎の原作小説を実写化した映画『輪違屋糸里~京女たちの幕末~』(12月15日全国公開)の完成披露試写会が2018年11月30日(金)『ユナイテッド・シネマ
アクアシティお台場』で行われ、溝端淳平、松井玲奈、佐藤隆太、塚本高史、加島幹也監督が登壇しました。
場面写真
本作で新選組・土方歳三を演じた溝端淳平、平山五郎を演じた佐藤隆太、芹澤鴨を演じた塚本高史と、新選組夢の集結が実現し、紅一点で平山五郎を慕う吉栄で女性の切ない思いを熱演した松井玲奈。
撮影から2年以上経ての公開となった本作ですが、キャスト陣はいまも和気あいあい。特に大の仲良しという塚本と佐藤は、お互いにボケあい、つっこみまくり、大盛り上がり。
フォトセッションにて
土方役の溝端は「土方は幕末のスターですが、本作は女性目線なので、これまでのイメージとは違う土方像になっている」と役作りを真剣に回想。
すると、芹澤役の塚本が「一言だけ言わせてもらう、お前すげえ嫌な奴だったよ!」とツッコみ、松井も「イヤな人だなぁと思ったシーンもある」と同調し、溝端は苦笑い。
トークはどんどんハイテンションとなり、お気に入りのシーンについて塚本は「平山が眼帯を買いに行くシーン」と挙げると、佐藤が「そんなシーンない!尺の無駄!」とツッコミ。そして佐藤は「芹澤がお茶屋でホットかアイスかで悩むシーン」とさらにボケると、塚本が「幕末にホットかアイスか言わんだろ!」とツッコミ。思わず溝端が「この二人仲が良すぎて、“混ぜるな危険”です」と大笑いしていた。
メインポスター
締めの挨拶で溝端は「これまでみたことのない新選組がみられます。男に振り回されながらも耐えながら、懸命に美しく生きようという日本人女性の姿に勇気づけられるはず」と作品のみどころをPR。
新選組に翻弄される3組の男女の物語、映画『輪違屋糸里~京女たちの幕末~』は2018年12月15日(土)全国公開です。
©2018銀幕維新の会/「輪違屋糸里」製作委員会
(取材・文・撮影/落合 宏樹)