特集記事タイトル
郷ひろみ、一夜限りの特別な特別なコンサートを開催
郷ひろみ、HIROMI GO SPECIAL CONCERT 2019“ALL MY LIFE”
一夜限りのスペシャルコンサート
2019年2月27日(水)郷ひろみが一夜限りのスペシャルコンサート『HIROMI GO SPECIAL CONCERT 2019“ALL MY LIFE”』を開催。これまでの全国ツアーやディナーショーとは異なる新しいショーとは・・・。
1. 「僕自身が見ることができないのが一番残念なくらい素晴らしいショー」
※掲載内容は2019年2月27日現在のものです
1. 「僕自身が見ることができないのが一番残念なくらい素晴らしいショー」
歌手の郷ひろみが、伝統的な音楽ホール『東京文化会館』にて2019年2月27日(水)にて、一夜限りのスペシャルコンサート『HIROMI GO SPECIAL CONCERT 2019“ALL MY LIFE”』を開催した。40年間、続けてきた全国ツアーやディナーショーと違う『もう1つの柱となる新しいショー』の第1弾。公演直前のゲネプロおよび本公演を取材しました。
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ロビーには過去のコンサート衣装を展示
会場は歴史と権威のある世界的なオペラハウスとしても知られる伝統的な音楽ホール『東京文化会館』(東京・上野公園)。ここでソロコンサートを行うこと自体が、既にスペシャルな出来事だ。
客席は超満員の約2000人。ほとんどが60代女性で、基本的に全員着席で、コンサート定番アイテムのペンライトや応援うちわ、マフラータオルを使う人は見当たらない。だがアップテンポな曲では、身体を揺らしノリノリで、間奏や曲間、MCでは、パフォーマンスに対する感想を拍手の大小で表す。原点の鑑賞スタイルも悪くない。
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ミュージシャンやパフォーマーと多彩にコラボ
開演前に行われた囲み取材で、郷は「僕自身が見ることができないのが一番残念。。。って言うくらい素晴らしいショーになることは間違いない」と自信を見せていた。
今回のみどころのひとつが、約30名のビッグバンドをはじめ、ミュージシャンやパフォーマーら総勢70名が集結した豪華絢爛なエンタテインメント・ショーであること。リハーサルやセットもかなりの日数をかけて作り込んだそう。

開演前には、客席やロビーで多数のパントマイムやマジシャンたちがお出迎えして楽しませ、ロビーでは2014-2018コンサートツアーのオープニング衣装(計5着)が展示され撮影もできた。
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最後の曲『ALL MY LIFE』
オープニングはドラムラインのパフォーマンスからスタートし、ビッグバンドの迫力ある生演奏をバックに、思いのこもった郷の歌声が、伝統ある音楽ホールならではの音響で響き渡る。
『GOLDFINGER'99』『How many いい顔』『バイブレーション(胸から胸へ)』の冒頭3曲を歌った最初のMCで郷が「ここまでで既に『これまでと違うな』と気付かれていると思いますが、今夜はこの日のためだけ、この会場に来て頂いた皆さんのためだけの、特別な特別なコンサートです。いつもとは違ったアプローチで、新しい試みをたくさん用意していますので、ゆっくり楽しんでください。」と語りかけると、会場からは一段と大きな拍手が沸き起こった。
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渾身の仕上がりにガッツポーズとこの表情
その後もコンテンポラリーダンサーやエアリアルのパフォーマー、華道家・大谷美香などのコラボレーションが披露され、観客は拍手喝采。
後半は『愛してる』『言えないよ』など、郷が得意とするまっすぐなラブバラードを歌い上げると、私も思わずジーンときた。

『Zeroになれ』では火柱を派手にぶち上げ、オールキャストでの『Come On Baby』では、フィナーレで拍手が鳴りやまないほど盛り上がった。
プラネタリム『MEGASTAR』2台により天井に2000万個もの星が投影される中、郷が「本公演のタイトルは『ALL MY LIFE』です。これからもずっと歌い続けていくのが僕の人生です。」と語りかけ、バラード『ALL MY LIFE』をスモークの中、高らかに歌い上げ、一夜限りのスペシャルなショーは幕を閉じると、観客は総立ちのスタンディングオベーションと鳴りやまない拍手で讃えていた。

5月15日(水)に発売される通算104枚目(!)のシングル『Jan Jan Japanese』も楽しみだ。

(取材・文・撮影/落合 宏樹)
【郷ひろみ】
◇公式ホームページ:http://www.hiromi-go.net/
***関連リンク***
■東京文化会館(公式ホームページ)
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