1. 主題歌・挿入歌の演奏&歌唱は人気デュオ役の小松菜奈&門脇麦
映画『さよならくちびる』の完成披露試写会が2019年4月24日(水)東京のTOHOシネマズ新宿にておこなわ、W主演の小松菜奈・門脇麦、成田凌、塩田明彦監督が登壇しました。
©2019「さよならくちびる」製作委員会
映画「さよならくちびる」は、『害虫』『どろろ』の塩田明彦が監督・脚本・原案を務め、未来への希望を奏でる青春音楽ロードムービー。
人気ギター・デュオ“ハルレオ”を演じるのはダブル主演の小松菜奈・門脇麦、付き人兼ローディのシマを成田凌が演じます。本作では、小松と門脇自らが、秦基博がプロデュースした主題歌「さよならくちびる」と、あいみょんが作詞、作曲した挿入歌「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」を披露しています。
人気ギター・デュオを演じた門脇麦・小松菜奈
ともにギターと歌唱は初心者の2人。小松も門脇も、最初は孤独に練習するもなかなか思うようにいかず、かなり苦労した模様。
その後一緒に練習する段階になり、徐々に楽しくなったという2人。門脇は「2人でギター担いで渋谷のカラオケに行って練習しました。その頃から「音楽は楽しむものなんだと思えた」と練習の過程も有効だったことを笑顔で振り返っていた。
歌唱シーンについて塩田監督は「完璧でした!」と絶賛し「撮影に入る前にスタッフの前で衣装を着て、小松さんと門脇さんに歌と演奏を披露してもらいました。『目の前にハルレオがいる!』と私も感動したし、感極まって泣いているスタッフも居た」と初披露時を振り返った。
全員で主題歌をプロデュースした秦に感謝
イベントには、サプライズゲストとして秦 基博が登場。小松は「最初に秦さんによるデモテープをもらったんですが、聴いた時点で『もう完成している!』と思って感動した。女性ふたりの心情が繊細で感動的で、大好きな曲です」と笑顔で話した。
門脇も「劇中ではハルがこの曲を作っているという設定でした。ハルはずっと仏頂面なんですが、この歌に全てが込められているので曲に何度も助けられました」と感謝を語った。
監督は「聴いたらブワーって鳥肌が立ちました。シナリオでもあり演技でもあり、全体のテーマでもある。つまり、映画の一番大事なところを人に任せている。この1年毎日聞いてますが、それでも聴き飽きない凄い曲です。本当に感謝です。」と熱く語り頭を下げると、小松、門脇、成田も加わり全員に頭を下げられ、秦は笑顔で恐縮していた。
最後はコール&レスポンスでイベントは終了。青春音楽映画『さよならくちびる』は、5月31日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国ロードショーされます。
©2019「さよならくちびる」製作委員会
(取材・文・撮影/落合 宏樹)