1. それぞれの過ごし方で『SUPER GT』を楽しもう
2019年5月4日(土)は、国内最高峰の自動車レース『SUPER GT』第2戦(決勝)が開催された富士スピードウェイへ。約56,000人が来場し大盛況となった会場の模様をご紹介します。
簡易テントでの観戦も人気
国内レース最大級の観客動員数を誇る4輪カテゴリーの自動車レース『SUPER GT』。高性能市販車をベースにチューンアップされた競技用車両を使用してタイトルが争われます。
年間総動員数は約38万8000人(2018年)で、今回の第2戦・決勝には約56,000人もの人が来場しました。首都圏からのアクセス環境が整っているとは言えない『富士スピードウェイ』なので、駐車場や周辺道路、シャトルバスなどの混雑は予想以上でしたが、来場者は大混雑も承知のうえで観戦に来ています。
『グリッドウォーク』にて
会場に着いてすぐに感じましたが『SUPER GT』人気の秘密は『様々な人が様々な楽しみ方をしている』ことでしょう。
会場で目についたファン層をかなり大雑把に分類すると、
1)『SUPER GT』全体をイベントとして楽しむファミリーやグループ
2)レースクイーンがメインの方(撮影やコミュニケーション、応援)
3)モータースポーツとしての観戦や撮影、ドライバーやチームのファン
4)サーキット観戦を兼ねテントで寝泊まりするキャンパー
となりますが、多くの方がそれぞれの趣向バランスで楽しんでいました。
迫力満点のデッドヒートもSUPER GTの大きな魅力
昼の1時間限定でドライバーやチームスタッフが拠点とする『パドックエリア』に入場できる『ピットウォーク』参加券は大人気。
憧れのドライバーのサイン会やレースクイーンと写真が撮れたり、チーム毎に工夫したファンサービスを実施。お気に入りのチームを見つけると応援のしがいがあります。
第2戦を制した38号車:ZENT CERUMO LC500
決勝レース直前に、マシンが並ぶグリッドを歩ける『グリッドウォーク』も楽しい!『グリッドウォーク』参加券付きのチケットは高額ですが、早いタイミングで完売になります。
グリッドウォーク終了間際から降り出した雨で、決勝レースが一時中断となるなど大荒れでしたが、優勝は予選7番手から順位を上げた38号車:ZENT
CERUMO LC500。2位は28号車:MOTUL AUTECH GT-R、3位は1号車:RAYBRING NSX-GTと、トヨタ、日産、ホンダで表彰台を分け合いました。
同日に開催されたポルシェカレラカップ
ZENTを勝利に導いた女神はこの娘
レースクイーンたちのレベルも最高峰
グリッドウォークにて
グリッドウォークにて
グリッドウォークにて
グリッドウォークにて
グリッドウォークにて
2019年シーズンは、国内6大会、海外(タイ)1大会の全8戦。8月4日(決勝)にも、第3戦が富士スピードウェイで開催されます。
まだSUPER GTを見たことがないという方は、ぜひ実際に会場に足を運び、胸アツの雰囲気を味わってほしいですね。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)