1. 隅田川花火、上から見るか?横から見るか?
先週末、2019年7月27日(土)東京の夏の風物詩である『第42回隅田川花火大会』が開催されました。花火会場にほど近い、東京スカイツリー🄬では恒例の『隅田川花火大会特別営業』を実施。その模様を取材しました。
フロア345から撮影
令和初開催となった隅田川花火大会。台風接近で開催可否が心配されましたが、無事に開催されました。
実は今年の東京スカイツリーでの花火鑑賞の目玉は、高さ155メートルの屋外を開放した『SKYTREE TERRACE』でも花火が鑑賞できる『展望台+スカイツリーテラス』プランの初実施。
販売価格は22,000円、80名限定で抽選販売されたプラチナチケットでしたが、残念ながら当日は強風のため『SKYTREE TERRACE』への入場は中止に。来年のお楽しみになりました。
その取材で訪れた私も、東京スカイツリー内各所からの鑑賞風景をめぐる取材に切り替えました。
まずは、地上350メートルの展望台『天望デッキ』フロア350とフロア345へ。花火は斜め下にあがるため、窓付近に立っての鑑賞となります。ガラス越しですが打ち上げる音も聴こえ、いつもとは異なる『斜め上から見る』打ち上げ花火を楽しむことができます。
フロア450にて
つづいて、その上、東京スカイツリーが誇る高さ450メートルの『天望回廊』フロア450へ。
『天望デッキ』よりやや人が少なく、比較的見やすい。かなりの高所から打ち上げ花火を見下ろすので、プレミアムデート定番シチュエーションのひとつ『ヘリコプターからの花火鑑賞フライト』で観られる花火に近い角度と高さ。花火大会の最初から最後まで楽しめるのも嬉しい(ヘリの場合は数分間が多い)。
4F『見上げるビアガーデン』にて
最後に東京スカイツリーの足元、東京スカイツリータウン🄬 4階 スカイアリーナにて、夏期限定で開催されている『見上げるビアガーデン』。
東京スカイツリーを見上げながらビールやBBQを楽しめる人気のビアガーデンも、隅田川花火大会当日は特別プランで営業。距離も近く迫力満点で「これぞ花火大会」といった感じ。
場所取りも不要で、ゆったりと座りながら食事とお酒とともに楽しめるので、男女ともに好評です(浴衣だとBBQの匂いがつくのでご注意)。予約方法や料金は、来年のビアガーデンオープン時にチェックしよう。
押上駅前から見たレーザーマッピング
今回『令和』最初の隅田川花火大会の開催にあたり、地上350メートルの天望デッキの上部に『レーザーマッピング』による演出を実施。
天望デッキ上部の東側と西側部分を、レーザーマッピングにより演出。『令和元年 すみだ川花火大会 Sumida River Fireworks Festival』の文字が照射されていました。
花火大会当日は、ソラマチを中心に東京スカイツリー全体が賑わっていました。展望台の特別営業チケットの抽選販売は、例年5月頃におこなわれます。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)