来場者視点で一番の変化は「エリアの拡大」。従来の東京ビッグサイト（有明）に、新たに青海エリアを会場に加え、さらに2つのエリアをつなぐ全長1.5kmを『OPEN ROAD』と名付け、様々なモビリティの未来を体感できる。

2つの開場は無料シャトルバスで結ばれているので疲れても安心だが、これまで以上に事前にプランニングして効率よく楽しもう。

見て、触って、乗って未来を体感できる『モビリティのテーマパーク』となっていた。ブース左手前で『レジデンスカード』を発行（無料）し、体験コンテンツを巡れば体験ポイントが貯まり、未来のコンビニで買い物ができる（＝ポイントでグッズがもらえる）仕組み。タンブラーやPCケースなど、かなり良いものが入手できるので、行列必至だが積極的に参加したい。

TOYOTAが提案する『新しい時代の愛車』を具現化したコンセプトカーや展示、ショーにも注目です。

最大の目玉は、LEXUSのEVコンセプト『LF-30 Electrified』（世界初披露）。ネーミングにはレクサスの創業30周年の意味を込め、大胆なデザインに加え、各ホイール毎にモーターを装備し独立して駆動力をダイレクトに制御・コントロールできる『インホイールモーター』を採用。操縦感と挙動、空間デザインの可能性に、ワクワクしますね。

TOYOTAの燃料電池車『ミライ』の次期モデルのコンセプトカー『MIRAI Concept』も世界初披露。トヨタブースではなく、青海エリアの『MEGA WEB』内（会期限定の新展示エリア）なので注意しよう。サイズ・質感とも車格が大幅にアップしていて、とにかくカッコイイ。

ほかにもSUBARUの『新型レヴォーグ プロタイプ』、HONDAの『新型フィット』とEV市販モデル『Honda e』、NISSANの『IMK』、DAIHATSUの『WAKUWAKU』、MERCEDES-BENZの『VISION EQS』など、今回も見ごたえ充分だ。

10月24日（木）から27日（日）の4日間限定で初開催されるのが夜空のスペクタクルショー『FUTURE DRONE ENTERTAINMENT ”CONTACT”」』。合計500機のインテル©Shooting Star?ドローンが 、3Dサウンド、レーザー、ライティングなどの最先端テクノロジーとシンクロし、『夢の大橋』上空を乱舞します（観覧場所は入場無料）。デート・イベントにもピッタリです。
https://www.tokyo-motorshow.com/event1/drone_show/

新たな挑戦を多数取り入れた、今年のモーターショー。最近ごぶさた・・・という方も、久々に行ってみてはいかがですか？

（取材・文・撮影／落合 宏樹）

【第46回東京モーターショー2019（The 46th Tokyo Motor Show 2019）】
◇公式ホームページ：https://www.tokyo-motorshow.com/
◇会期：2019年10月24日（木）～11月4日（月・祝）
◇入場料（一般公開日）：一般2,000円（前売1,800円、日曜・祝日除く16:00以降（当日会場売）1,000円）、高校生以下無料
◇主催：一般社団法人 日本自動車工業会（JAMA）
◇会場：東京ビッグサイト青海・西/南展示棟、MEGA WEB、シンボルプロムナード公園、TFTビル横駐車場など

＊＊＊関連リンク＊＊＊

■東京モーターショー（公式ホームページ）

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