1. スマホで描いたキャラクターがアートになり世界中の家のテレビの中へ
アート集団チームラボとKDDIは、 東京・銀座の『GINZA 456 Created by KDDI』(以下、GINZA 456)によるプロジェクトが、会期を2回にわけて行われます。
『GINZA 456』での展示内容と、展示に先立ち2021年3月4日(木)からオンラインで体験できる内容をご紹介します。
GINZA 456の展示会場(緊急事態宣言解除後~実施)
第一弾『GINZA 456 & チームラボ:Walk, Walk, Walk Home』
◇GINZA 456での展示:緊急事態宣言解除後~4月中旬
◇オンライン体験:2021年3月4日(木)~4月中旬
◇参加費:無料
オンラインの場合、家でキャラクターの絵を描きアップロードすると、自身が描いたキャラクターがYouTube Live上に現れます。
自身が描いたキャラクターは世界中の人々が描いたキャラクターと一緒に、YouTube Live上をリアルタイムに歩き出し、世界とつながっていきます。
台紙は8種類、好きな色でキャラクターを彩ろう
緊急事態宣言解除後は、GINZA 456の地下の展示会場でも、同じように紙やスマートフォンでキャラクターを描くことができます。
その場でSCANまたはアップロードすることで、世界とつながった巨大な作品空間に、自身が描いたキャラクターが等身大で歩き始める様子を楽しむことができます。
スマートフォンの場合は、自身のスマホから公式WEBページで絵を描き、現在地を選択しアップロード。しばらくすると自分の描いたキャクラターが地名(会場の場合は『ginza456』)とともに会場内に現れます。
手描きの場合は、会場内に用意された8種類の台紙から選んで、用意されたクレヨンの好きな色で絵を描きます。スタッフにスキャンしてもらうと、自分の描いた絵が同じように現れます。
自分が描いたキャラクター以外にも触れてみよう
GINZA 456の地下、穏やかな光に包まれた壁面を、墨と筆で描かれた、古典に出てくる貴族や農民、カエルやウサギなど8種類のキャラクターが踊りながら行進しています。
そのモノクロの世界に、自分が描いたキャラクターは色鮮やかに加わり、動き出しながら行列に加わります。
キャラクターに触れると、触れられた人や動物は、こちらを向いたり鳴き声を上げます。アクションはキャラクターにより違うので、会場でお試しください。
第二弾『GINZA & 456 チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』(イメージ)
4月中旬頃から5月末頃には第二弾『GINZA & 456 チームラボ:捕まえて集める境界のない群蝶』を開催予定。
「捕まえ、観察し、解き放つ」をコンセプトに、自らの身体で探索し、発見し、捕まえ、自ら捕まえたものをきっかけに興味を広げていくことを主眼とした新しい学びのプロジェクト。
スマートフォンのGINZA 456専用アプリを使って、探索し、様々な種類の蝶を捕まえ、観察し、自分のコレクション図鑑をつくっていきます。蝶は、あなたの肉体がある世界と、あなたのスマートフォンの中の世界を、境界なく行き来します。
緊急事態宣言の延長により、GINZA 456での展示はもう少し先となりましたが、オンラインではすでに体験可能です。
自宅で描いたキャラクターが、世界中の人が描いたキャラクターとともに、YouTube Live上を歩く様子をリアルタイムで眺め、世界とつながっていることを実感しましょう。
(取材・文・撮影/落合 宏樹)